こんにちは。
畠山千春です。
私は2013年から狩猟を始めた新米猟師で、今は福岡県糸島市の小さな里山で「食べもの・お金・エネルギーを作る」をテーマにしたいとしまシェアハウスで暮らしています。
実は、私は数年前に狩猟で炎上しています。今回、ツイッターでちらりと見かけた福井県の女性猟師の方の炎上。覗いてみると、彼女に向けられた言葉が過去に自分にぶつけられた言葉そのもので胸が痛くなりました。まずは彼女が心穏やかに過ごせる日が早く来ることを祈っています。

<我が家の田んぼ!一本ずつ手植えしています>
それから、今回初めてこういった問題に触れた方もいると思うので、これを機に私たちの里山の暮らしや動物たちとの関わり合いについて知ってもらいたい、そして、炎上の中で生まれてしまう動物愛護と狩猟、里山暮らしの人と町暮らしの人、この対立や分断を生む構造をなんとかしたいなぁと思って、この記事を書きました。
あの炎上について気になっている方、よかったら読んでみてください。
(たくさんの人に読んでもらいたいので、狩猟・解体の写真は一切出さず、私たちの里山の暮らしや今まで作ってきた野生動物を使った美味しい料理をメインに載せていきます!安心して読まれてくださいね)

<集落での甘夏狩り>
【今回の炎上について】
福井県高浜町議員がフェイスブックなどに掲載していた、獣肉や自身を写した写真や文章が「命を軽視するような行為」で不適切だとして、東京の動物愛護団体が3月13日までに、児玉議員の辞職を求める要望書を同町議会事務局に送付したことが団体への取材で分かった。また、この写真などが別のSNS上で頒布されたことなどから、同町議会事務局に8日以降、100件を超す抗議のメールが送られる事態となっている。
(福井新聞より抜粋:https://www.fukuishimbun.co.jp/articles/-/814695)
【ふざけた写真は、命の軽視なの?】
今回の炎上の件、私が見た時はすでに写真が削除されてしまっていたのですが、動物の命への敬意の表し方は人それぞれなのだから、他人が判断するのは難しいんじゃないかな…? というのが私の率直な気持ちです。
ぱっと見おちゃらけた猟師さんでも、家に自作の鳥獣供養塔(動物たちを弔う供養塔)があったり、捌き方がとても丁寧だったり、彼の小さな行動からにじみ出る命への誠意を感じたりしました。命への誠意や敬意って、命のやり取りを経験して感じざるをえなくなるというか、最終的にたどり着くものであって、表面的な一部分を切り取ってその姿勢を誰かがジャッジすることはできないんじゃないかな、と思います。

<イノシシの足の丸焼き。丸ごとかぶりつけます!骨はこの後、猪骨スープに>
狩猟を始めたばかりの頃、先輩たちと獲物を仕留めて笑顔で写真を撮ろうとしたら「こういう写真は怒られることがあるから歯を見せて笑わないで」と言われたことがあります。
現場では笑顔だったり仲間を褒めあったりする場面もあるのに、それを隠して神妙な顔だけ公開していくのって、なんか変だなって思っていました。私の先輩たちは皆とても真摯に命と向き合っている方ばかりだし、笑顔だからといってそれが軽率だとは全然思わないのに、と不思議でした。自分が炎上を経験するまでは。
いろいろな人の反応を見ていくなかで、狩猟や里山の暮らしと遠い場所にいる人たちにとっては、こういう行為が軽率に見えてしまうんだなということを学びました。
ただ、お肉を食べるということは、獲って(育てて)捌かれて食卓にのぼるまで全部がひと続きです。命の現場は確かに神聖な側面もあるけど、それと同時に暮らしの一部でもある。だから、真剣に向き合うときもあれば、冗談を言い合うときもあるし、笑顔が出るときもあるんだよーって伝えたいのです。

<縁側でくつろぐ>
<いとしまシェアハウスのメンバーたち>
お互いの命がかかっているわけですから、とどめを刺す瞬間はもちろん真剣です。ただ、その後山から下ろしてきてお肉にしていく解体作業は数時間かかる長丁場の作業。長時間集中力を持って最後まで作業するために、盛り上がる音楽をかけることもあります。
ウルフルズのガッツだぜを聞きながらノリノリで解体していたら、それが命を軽視していることになってしまうのでしょうか。
もちろん、公の場では誤解されにくい”命に対する尊厳を表した態度”を表現した方が理解が進む、とも思います。けれど、本音を言ってしまうと、常に一辺倒な”神聖なる態度”だけを発信することで「それが常にあるべき姿である」という「正義」が広まってしまっているような気もしています。
現場ではいろんな命との向き合い方があるのに、それを隠したり飾り付けたりすることが、私はあまり好きじゃありません。命の尊厳への表現や向き合い方については多様な形があるんだよということが伝えられるようになったらいいなあ、と思います。

<稲の収穫!>
【今の時代、本当に狩猟は必要ない?】
「お肉がお店で買える時代、狩猟は必要ない」という意見も、多く見かけました。
ただ、里山で暮らす身としては、自分たちの住む場所や作物を守るために狩猟は欠かせません。里山は人口減少もあって野生動物がどんどん山から下りてきているし、彼らの侵入を防ぐために、今や畑や田んぼに柵なしの生活はできません。農林水産省によると鳥獣による農作物被害金額は平成28年度で約172億円。我が家も一番被害の多かった年は田んぼの稲が140kg、イノシシに倒されてしまいました。

<イノシシに倒されていく稲たち。切ない>
石垣もイノシシに掘り返されてボコボコになるし、筍を掘り返したところの地盤が緩んで土砂崩れが起きたり、自分の場所を守る術を持っていないとこれから里山で暮らしていくのは難しいんじゃないかなと思うくらい、野生動物の影響って大きいんです。
もともと人手不足な里山の集落で石垣が崩れたりしたら大変。たくさんの人手と時間をかけて直さなきゃいけないし、放っておけばどんどん畑や田んぼ、道が荒れて、さらに里山から人が離れていくという悪循環があちこちで起きています。

<イノシシにかかれば、一晩でこんな状態に>
さらに、この問題は街に住む人たちにも大きく関わってきます。
街の人たちが自分で直接手を下さなくとも街に野生動物がいないのは、こうやって里山に住む人が人里への動物の侵入を防いでいるからです。もし狩猟がなくなったら野生動物は街へ流れ込むことになると思うし、実際に里山の機能が失われつつある今、街に野生動物が現れて人を襲ったりするニュースもよく見かけるようになりました。
こうして見えないところで、自分たちの街や暮らしが守られていること、知ってほしいなと思います。
街の人たちからすれば、里山で狩猟や解体をして命と関わり続けることは、残酷に見えるかもしれません。
だけど、ここでは自分も周りの動物たちもそうやって命を繋いでるし、私たちにとって野生動物は可哀想な生き物じゃなくて、たくましくて強くて、この場所で共に生きる仲間であり同志であり、ライバルなのです。そして、その関係性の先に自分たちの暮らしがあること、少しでも感じてもらえたら嬉しいです。

<養蜂もやってます。ハチかわいい>

<はちみつの収穫>
【他の命と関わらずに、生きている人はいない】
「私はお肉を食べません」
「動物性のものを使っていません」
という方もいらっしゃると思います。けれど、お肉を食べない人でも、野菜を作るために畑の周りの動物たちがたくさん駆除されていますし、里山での駆除によって街が守られているという側面もあります。
目に見える範囲では他の命を奪っていないように見えますが、実はこうした見えないところで様々な命が関わっているということも、知ってもらいたいなと思います。こういう命のやり取りの中で、人は生かされているんだと思います。

<鶏たちは、何にでも興味津々です>
猟も解体も養鶏もやってみて私がたどり着いたのは、結局私たちは他の動物の命に関わらずに生きることができないのだから、命に感謝して身の丈にあった分だけ食べるのがちょうどいいかな、ということ。だから普段はゆるいベジタリアンで、解体したときにだけお肉を食べる食生活になりました。
もちろんこれが正しい!というわけでなく、私が自分で罠作って山にかけて見回りして仕留めて解体して余すところなく丁寧に食べきるには莫大な時間とエネルギーがいるから、たくさん獲ったり買ったりするよりもこれくらいがちょうどいいかなって思っただけ。向き合い方は、人それぞれあるのだと思います。

<イノシシの腸とイノシシの肉でつくったソーセージ。絶品!>
多様な捉え方があるなかで、命の向き合い方や誠意の表し方に正義を作ったり、自分の命の線引きを相手にも強要してしまうと、さらに問題がこじれてしまうような気もしています。大切なのは、正義や命の線引きがどこにあるのかという話ではなく、どうやったら人間も動物も共に暮らしやすい環境を作っていけるか、というところだと思います。
特に狩猟については、心の優しい人や命を大切に想う人ほど違和感や抵抗が生まれてしまうのかもしれません。動物たちを守りたい、傷つけたくないという気持ちは、きっと誰もが持つ気持ちだと思います。私も動物にとどめを刺すときは、今でも心が痛みます。
けれど、里山で生きていくためには、そういう綺麗じゃない場面も一緒に抱えながら、暮らしていかなければいけません。
人間・動物に関わらず、一つの命が尊重される社会を作りたいという方は、動物たちだけでなく、彼らの暮らす里山の環境・生態系についてや、今地域で起きていること、その繋がりを含めた「全体像」を知ってほしいなと思います。
対立したり攻撃しあったりするのではなく、一緒にできることがきっとあると思います。

<さばいた鹿の毛皮と、獲ったイノシシの革でリュックを作りました>
【狩猟については、発信しないほうがいい?】
「狩猟は誤解されやすい文化だから、発信は慎重にしなければいけない」というのは大前提としてあると思います。
それでも私は、命の現場が過度に『聖なるもの』として扱われ、暮らしから分断されるのは、あんまり良くないなと思っています。自分の生活が何によって守られ、食物がどこから来るのか分からなくなって、その分断がさらなる誤解や炎上を生む気がするからです。
本音の本音を言うと、本当は笑顔で狩猟する姿も受け入れてもらいたい。これは私たちの暮らしの延長線上にあるものなのだから、隠したり修正したりするものでもないと思っています。
けれど、狩猟文化の理解が進んでいない今の段階で、直接的な発信は誤解を生みやすいし、きっと受け取る方もしんどくなってしまうと思います。それこそ、正義の押し付けになってしまう。
だからこそ、そういった点を踏まえつつ、(過去の反省もしつつ、)慎重に発信しながら、人と命と見えなくなったプロセスをつなぐことをしていきたい、というのが今取り組んでいきたいことです。

<一羽の鳥をさばいて、みんなで食べる>
どうやったら意見の違う人たちが歩み寄れるようになるのかな? こういう炎上でいつも起こってしまう対立や分断をどうにかこうにか、減らしたい。そう思っています。
数年後には、昔はこんなことあったよねーって笑えるくらいに里山の暮らしや狩猟の考えが浸透していたらいいな。そのために私も、できることを頑張ります。
いとしまシェアハウス、興味あるなって方はよかったら遊びに来てね!
解体・狩猟について書いた本「わたし、解体はじめました」、出てます。
こっちの記事もどうぞ
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岡山県倉敷市を拠点とするジーンズブランド、Johnbull(ジョンブル)さんと一緒にオリジナルのエプロンを作ることになりました!
テーマはイノシシ解体のときに使えるエプロン。さらには、その後の料理にも使えて、何なら普段のユニフォームとしても使えるものだと嬉しいです、と贅沢にもオーダーさせていただきました。
「エプロンにナイフを入れられたら」とか、「血や油が付いても大丈夫なもので」とか、なかなか普通じゃないオーダーにも快く答えてくださり…ありがたい限りです。

早速3つも案を出していただきました。
デザイナーさんから直筆のお手紙までいただき、さらには第1回の打ち合わせをベースにミニチュアエプロンをすでに作って来てくださっているという、とっても早い&丁寧なお仕事の進め方。プロだなぁって感動してしまった。
ナイフが安全に入れられるものが作れるのか、こーいちさんのナイフを記録するディレクターの越智さん。


実は解体時の服装ってなかなかいいものがなくて、どうせ汚れるのでいつも超適当な汚い服を着てた。だけど、ここで気分の上がる使いやすいユニフォームができたらすごく嬉しいなあ。
気分が上がるだなんて不謹慎だ、って思ってしまう人もいるかもしれないけど、正直なところ、解体って最後までエネルギーと集中力を持ってやり抜くのが大変。
解体の前にはとどめを刺しているわけだし、そこから罠の処理をして獲物をおろしてきて……。というプロセスを考えると、解体の前の時点でエネルギーを結構消耗しています。丁寧に捌いて、できるだけ可食部位を増やすためには、途中から楽しい曲かけたり、合間にチョコレート食べたり、気力を保たせるために工夫が必要なんです。
だから、解体中のエネルギー源であるチョコレートを入れるポケットは、必ず作るつもり。何だそりゃって思うかもしれないけど、、、笑 エプロンがお気に入りのものだったら、きっともっと頑張れる。

あとは、しゃがんでも作業しやすいようエプロンの真ん中にスリットが入っています。スリット部分も、血や脂がはねても内側につかないように重なる部分を多めにしていてくれたり、小さな部分の工夫が嬉しい。

Johnbullさんはこのエプロンを一般発売するそうなので、猟師バージョンとはいえ、猟師だけが使いやすいものでなく、多くの人に手に取ってもらえるようなデザインも必要です。だから、100%プロのためのものというよりは、このエプロンが狩猟文化と世間一般の人を『つなげる』ものになってくれるといいなと思っています。
まさに私たちの活動もそうで、切り離されてしまった文化をもう一度つなげるためのツールになってほしいというか。Johnbullさんほど大きなブランドなら、私たちよりももっと遠くまで届けてもらえるはず。
エプロンという普段身に付けるものを通して、少しでもこの里山の暮らしを知ってほしい。自分と自然との関係性や、命のつながりを感じられるものが作れたら、すごく嬉しいです。

それにしても、ミニチュアエプロンって無条件に萌える〜〜!かわゆすぎる!Johnbullさんとなら、きっといいものが出来ると確信しています。 楽しみだー!
このシリーズになります。⇩
越智さん、遠くからありがとうございました!及川さん、無理難題いっぱいで恐縮ですが、どうぞよろしくお願いいたします。
繋いでくれたあずくん、かなちゃん、ありがとうー!(*’ω’*) .

次回の打ち合わせ楽しみにしています!
こっちの記事も、きっと好き!
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明けましておめでとうございます。我が家は今年もおいしいものを食べ、ゆっくりお酒を飲み、映画をたっぷりと見て、ゆっくり過ごしました。
おせち料理は、みんなで1年育ててきたもの&作ってきたものの集大成です。
私が田舎暮らしをしてる大きな理由が『おいしいものが食べられるから』。その”おいしいもの”だけを詰め合わせた最高のご馳走、よかったらちらっと覗いていってくださいな。
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今回も生々しい写真があります。苦手な方は気をつけてくださいね。
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お正月からちょっとだけさかのぼって、大晦日。
新年の準備は年越し蕎麦から始まります。
毎年、去年はどれくらいのタイミングで準備どうしてたっけと記録を見るんだけど、一昨年は鴨のササミを炙って熱燗にしてたなあ。美味しそう、またやりたいなー。
今年もおせち作りの合間に鴨を捌きます。

こちらの鴨はお友達猟師さんからの頂き物なので、手元にやってきた段階でお腹の羽はむしられていました。ので、ちょっと不思議なフォルム。
羽がとっても綺麗。あとで何かに使おうかな。

鴨をさばくときは、赤い内臓(心臓、レバー、腎臓など)を残しておくとお肉に栄養が回って美味しくなるらしいって本当かな。内臓を全部出して部位ごとに切り分けます。これは年越し蕎麦の上にトッピングする予定。

鴨をさばき終わったら、本格的なおせちの準備。
作るおせち一覧をキッチンの冷蔵庫に貼り出し、役割分担して順番に仕込みます。年越し蕎麦担当のこーいちさんは31日まで酒蔵で仕事なので、準備は夜から。
こーいちさんの実家からそば粉をいただいていたので、深夜にキッチンで手打ち蕎麦を作ってくれました。年末っぽいね!

蕎麦は打ってから茹でて食べるまで時間がないから、麺を湯がき始めたらすぐ食べる用意をします。
テレビがないから毎年ラジオで紅白歌合戦を聴くんだけど、今年はみんなであわあわと蕎麦の準備をしているうちに年越ししてしまった。地味〜!笑 私、手まり寿司作ってる間に年越しちゃった。
(関係ないけど、ラジオで聴くと歌のうまさが際立ってたなあ。エレカシかっこよかった。)

鴨は硬くなる前にさっと味付けして、ふわふわの柔らかさでお蕎麦の上にポンと乗せました。実は年越し蕎麦を食べる前に晩御飯を食べたんだけど、昆布&鴨&かつお菜(出汁いらずと言われるほど、風味が出る野菜)&そば、という旨味たっぷりの材料のおかげでスルスルとお腹に吸い込まれていったのでした。。。
* * *
元旦の朝は、集落のお宮で初詣。
年末にみんなで作った大きなしめ縄も門松も、凛として大変綺麗でした。

うち集落の門松は、竹も松もゆずり葉も、飾りにする花のようなキャベツだって、全部育てたもの。でっかいしめ縄の藁だって、集落の田んぼで育ったものなんだよ。
買わないで作る、かっこいいよねえ。簡単にできることじゃないって分かるからこそ、素晴らしい文化を受け継いできたご近所さんたちを心から誇りに思います。

寒い寒いお宮の隣で焚き火に当たると、カチコチだった体が少しずつ緩んで気持ちいい。節を取り除き、日本酒を入れた青竹を焚き火であたためれば、”かっぽ酒”の出来上がりです。竹の香り豊かに燻されたかっぽ酒が、喉を通って体の中心からあっためてくれます。
ほーっ。
新年からお酒が進んじゃいますな。


みんなで火の周りに集まって話をするの、好きだなあ。お正月は元シェアメイトたちが寄ってくれて、初詣に一緒に参加できるのも親戚が集まったみたいで幸せ。

お酒をお土産に、ほろ酔いで家に帰ったら、次はおせちの準備。

* * *
今年のおせち。

シェアメイトと手分けをして、縁起の良いもの、山の幸、海の幸、あと自分の食べたいもの(笑)を詰め込んで全部で25品作りました。

・ハモの手作りかまぼこ
・ハモの手作り伊達巻
・黒豆煮
・大豆煮
・飾り銀杏
・大豆の田作り
・栗きんとん
・昆布巻き
・レンコンの甘酢漬け

・(お祭りの魚つかみどりで捕まえた)アジの南蛮漬け
・サザエ&カキ
・鰆の幽庵焼き
・なまこの酢の物
・さわらの酢じめ
・鯛の昆布じめ

・鶏肉を入れ忘れた筑前煮
・アナグマの煮汁に漬けた煮卵(卵は友達の鶏が産んだ)
・のびるの中華風可愛く結んだもの
・あかねちゃんの育てた里芋白煮

・イノシシ足丸焼き

・鴨のロースト、手作り柚子胡椒とマスタードで

・アナグマのルーウェイ(台湾風煮込み)

・イノシシ生ハムと干し柿とチーズのせ(上の方)
・ハトダイと太刀魚の刺身(写ってない。笑)

・手まり寿司
***
おせちの料理はできるだけ自分たちの手作りのものがいい。でも、今の季節にすぐに手に入るものだけではないので、一年かけて準備し、保存しておきます。
●春
筍を収穫し、水煮にして保存。筑前煮に入れます。(今回は水煮がダメになっちゃってたので、干したけのこでカバー)黒豆や大豆を蒔いて、手作りと煮豆の準備。サツマイモを植えるのも、この辺り。

●夏
初夏から梅雨明けにかけて梅干しを作り、梅酢の準備。
昨日のショートツアーのお客様は静岡県から!夏休みということもあって遠方からの参加の方が多いですね。海へ行ったり梅干し干したり。ありがとうございます!#糸島 #海 #夏休み #summer #いとしまシェアハウス #ショートツアー #梅干し #土用干し pic.twitter.com/SsLVSG6FPw
— いとしまシェアハウス (@itoshimashare) 2017年8月11日
●秋
栗を拾って甘露煮に。形を崩さないように綺麗に保存するのはなかなか大変。形の良い栗が栗きんとんの頂上でキラキラ輝くのを想像して、ニヤニヤしながら作業するのが好きでした。
この時の栗使いました↓
●冬
冬の旬はお肉。獲ってさばく。
この時のイノシシ肉を使いました↓

ぱっと見た感じ体が小さかったので、足丸ごといけるかなと思ったら意外に大きかった。オーブンに入りきらず、庭のかまどで焼きました。これはこれで、スモーキーな風味がついてよかった!

そして、今年の伊達巻&かまぼこはあの高級魚”ハモ”!! 伊達巻担当のりっちゃん、毎年腕を上げている気がする。

この美しいフォルム見て!
簀巻きがなかったので、今年もランチョンマットで代用。笑

そういえば、おせちの写真を見て、この飾りの色付けはどうしてるのー?って聞かれたので、参考までに書いておくね。もちろん、天然素材でね。

●赤:
甘酢レンコンを梅酢で色付け。梅酢・昆布出汁・砂糖を適量混ぜて、湯がいたレンコンを入れるだけ。カリカリ梅みたいな味になってシェアメイトにも好評でした。飾り切りすればおせちがぱっと華やぐので超オススメ。
手まり寿司の丸いピンクは、赤カブを使いました。こちらもなかなかいい色が出ます。

●黄色:
黄色い人参を使いました。煮込むと色落ちしてしまうので、別鍋で出汁でさっと煮て飾り付け前に添えます。ゆずも綺麗でいいよね。なますの入れ物にすると映えるし香りもキリッとして好き。
●緑:
筑前煮にはさやえんどうを入れたりするけど、全くもって季節じゃないので銀杏で代用。松に刺して飾るとお正月っぽさが醸し出されて好き。のびる、カツオ菜などはさっと煮て水に通して色落ちを防ぎます。白菜の黄緑色もなかなかかわいいよ。
できるだけ、家にあるもの、その季節に近くで採ってこれるものを選んでいます。

器を彩る葉も、今年は松がプラスされてお上品に仕上がりました。
そういえば、毎年飾りに入れている赤い実の南天には「難転」「難を転ずる」など縁起のいい意味合いがあるって最近知って驚いた。黒豆は”マメに働く”、昆布巻きは『喜ぶ』の語呂合わせ、なんてダジャレみたいな意味合いがあるのは聞いていたけど、飾りにもちゃんと意味があったんだね。
このおせちのおかげで、一週間くらいはお料理せずにゆっくり過ごせました。今年は年末年始お天気も良かったし、初仕事もいい感じだったし、好調なスタートです。いい一年になるといいな。
今年もおいしいものいっぱいの我が家を、よろしくお願いします!
* * *
よかったら過去のおせち料理も見てってねー。
ブログUP!→【おせち作りDIY】育てたものとその辺に生えてたもの、頂き物を駆使して作った手作りおせち! https://t.co/ARyTom1d6W 海の幸山の幸たっぷり。自分たちが育てたものがおせちになっていくの嬉しい。 pic.twitter.com/yYNWMR6BNW
— 畠山 千春 (@chiharuh) 2016年1月2日
久々にブログアップ!今年はもっと更新頻度を上げられるように頑張ります。そして、お料理の話なのに最後の締めが下ネタでごめんあそばせ。おほほ。【2017年おせち作り】豆は育てるところから、肉は獲ってさばくところから。https://t.co/mIMGkb2GwW pic.twitter.com/aGrbEUwqZe
— 畠山 千春 (@chiharuh) 2017年1月3日
【かまぼこ手作り】毎年おせちのかまぼこを手作りしてるのだけど、ちょうど良いかまぼこ板がなくって端材で作った鍋敷きの側面をかまぼこ板のかわりにしてる。やけに高いかまぼこできた。笑#おせち #手作り #いとしまシェアハウス #かまぼこ #diy pic.twitter.com/8LTDxiZZ8p
— 畠山 千春 (@chiharuh) 2017年1月3日
]]>【おせちを手作りしたい人へ】去年、手作りした伊達巻の作り方をブログにアップしてるよー。(恥ずかしながら、自分で作るまで伊達巻に魚が入ってるってちゃんと知らなかった…)→【おせち作りDIY】魚から伊達巻き作ったよー! https://t.co/SFRciFWNKq #おせち pic.twitter.com/1YeA4IMPHr
— 畠山 千春 (@chiharuh) 2016年12月30日
今年初のイノシシが我が家にやってきました。
(生々しい写真が苦手な方は、この先ご注意を!)
冬だね、冬ですね。
寒くて寒くて、我が家はPCを打つ手がかじかむくらい冷え込んでいます。
普段は自分たちで動物をさばいたときにお肉を食べる、というゆるいうベジタリアンな食生活なのですが、さすがに!この寒さ。
お 肉 が 食 べ た い !!!
体 を 温 め た い !!!
普段は『お肉が食べたいな』と思うことは滅多にないのですが、体を温める役割のある”お肉”が恋しくなるのが冬という季節。イノシシ肉って食べた後の体のポカポカ感が全然違うのです。冬はお肉の旬でもありますしね。
そんな我が家にやってきてくれた、若いイノシシ2頭!
う〜〜〜ありがとう。ありがたくいただきます!
獲れたその日に食べるのは、お肉ではなく内臓。イノシシの内臓はすぐ味が落ちてしまうので、捌いたその日に食べるご馳走です。お酒で血抜きして、焼いても煮ても美味しい。オススメの食べ方は油でゆっくり煮るアヒージョ。

一気に加熱すると固くなりがちなんだけど、アヒージョなら固くなりすぎず、一緒に入れた野菜にも味がしっかり染みてパンもご飯もスルスルお腹に入っちゃいます。
内臓が慣れていない人には、臭み対策としてスパイスたっぷり入れても◎!この日さばいたイノシシは内臓がツヤツヤで、特に心臓は美味しかった。レバーもふわふわプリプリ。内臓は生食絶対危ないので、しっかり火を通してね。
そして、コーイチさんが作ってくれた内臓を全部入れ(!)したルーウェイが絶品でした。ルーウェイは台湾風のスパイス煮込み料理。
肝臓、脾臓、腎臓、心臓、肺、舌…… あとは、部位ごとに捌いたときに出た小さなお肉をまとめて入れました。食感や風味がどれも違うので、食べながら『これはふわふわしてるから肺だね』『このプリッとした歯ごたえは心臓!』などなど、どの部位かをみんなで当てながらいただきました。
『自分の弱い内臓を食べると元気になる』と言われているので、私は腎臓と肺、それから心臓をチョイス。自分に必要な部位ってやっぱり美味しく感じるみたい。
内臓に味がしっかり染み込んだ次の日は、深いコクが出ていてそれはそれは美味しかった。また食べたいなあ。
今日は寒さに耐えられなくて薪ストーブつけたんだけど、家に1人しかいなくて。1人で薪を消費するのも申し訳ないので、薪ストーブの熱で作れるだけの料理を全力で作りました。しかし、そんな日に限って家に帰ってくる人が少ない、シェアハウスあるある。笑
そんなある日のおうちごはんメニューはこちら。
・イノシシ骨スープを使ったあんかけスープ

脂のつき方、体の白さ的に若いイノブタだったんじゃないかなと思うんだけど、臭みもなく柔らかくて、でもコクがあって美味しかった!
そうそう、『イノシシ肉をもらったけどどうやって調理したらいいかわからない』という声をよくいただくんだけど、私のオススメレシピはこれ。
・イノシシ肉の生姜焼き

【失敗しにくいジビエ料理法】
(1)お肉の状態を見て、必要であれば洗う・酒につけて臭みを取る。
(2)肉を適当な大きさに切って酒、醤油、刻んだ生姜とニンニクに半日くらい漬ける。(時間がなければちょっとでもOK)
(3)野菜と一緒に炒める
生色は危ないのでよく焼いてね〜!結構しっかり焼いてもそんなに固くはならないと思う。
臭み(酒、ニンニク、生姜でカバー!)、固さ(お酒に漬けると柔らかくなるよ)、これで大体は解消できると思うな。お試しあれ!
コトコト煮込んだ後の骨も、周りについていたお肉を割いて、最後は肉そぼろみたいにして食べきったよ。

食べることは生きること。
こうしてダイレクトに命とつながるのが我が家の食卓です。
美味しくてパワフルで、ありがたいお肉の料理。
体がしっかり温まりました。ごちそうさまでした。
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<お誘い>
12/27はいとしまシェアハウスでお餅つき!新しい年を手作りお餅で迎えてみませんか?
▷無肥料無農薬の新米で餅つきイベント!お餅のお土産付き☆
https://www.facebook.com/events/1979361492330868/

こっちの記事も、きっと好き!
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ポートランド発のライフスタイル雑誌「KINFOLK」の初代メインフォトグラファー、パーカー・フィッツジェラルドさんが”いとしまシェアハウス”の暮らしを撮影してくださり、その写真が写真展「『OURLAND』美しくシンプルな私たちの暮らし」@イムズ天神にて展示されています!
パーカーたちのチームが我が家にやってきたのは7月。田んぼは青々として、風が爽やかな気持ちのいい季節でした。あの「KINFOLK」のチームに撮ってもらえるなんて、、、と数日前からドキドキしていた私たち。当日は一緒に田んぼへ行ったり、ご飯を作って食べたり、暮らしの写真をたくさん撮ってもらいました!
実は私もまだ展示会場には行けていないのだけど、友達やご近所さんから『行ったよー!』って連絡が来て嬉しくなったり。なんでもない私たちの日常が、美しく切り取られて一枚の絵のように仕上がっていました。それこそ、「KINFOLK」のあの感じ。嬉しかったなあ。
風に揺れる稲穂とか、海底まで見えちゃうような透き通った海とか、古民家の床の質感とか、毛皮の肌触りとか、カリッと上がったイノシシ肉の表面とか、私には自分たちの暮らしがとても美しく見えるんだけど、それを上手に表現することができなくて、もどかしい気持ちでいっぱいになるときがある。
だから今回パーカーにとってもとっても綺麗に撮ってもらえて、本当に嬉しかった。この集落やこの暮らしの素晴らしさが伝わったら嬉しいな。
普段撮影では笑顔で映ることが多いのだけど、パーカーから『シリアスフェイス、プリーズ!』というリクエストがあって、必死に真剣な顔をしました。笑 頑張ったので、よかったら見に来てね。入場無料だよ!
展示期間は9月13日〜10月16日まで。
その間、10/1は私も会場へ行き、雑貨の販売をします。
10/7はイノシシ革のワークショップやるよ!
詳しくはこちらへ!
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世界が注目するフォトグラファーParker Fitzgeraldが巡る九州・福岡の写真展
OURLAND
美しくシンプルな私たちの暮らし
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日程 2017/09/13(水) 〜 2017/10/16(月)
時間 10:00 〜 20:00
休館日 なし
会場 イムズプラザ(イムズB2F)
福岡市中央区天神1-7-11(Googleマップを開く)
料金 無料
URL http://www.ourland-kyushu.com
そして、彼は私と年齢がそんなに変わらないことが判明。パーカーからはジャパニーズはとても幼く見えるらしく『信じられない!』と驚いてた。笑 海外の人って大人びて見えるよね。
とっても気さくな彼とチームの皆さんと、撮影しつつ一緒に料理を作ってみたり(パーカーは「何か作るよ!」と率先してスクランブルエッグを作ってくれた。笑)、ポートランドでの暮らしを話しをしてくれたり、楽しい時間でした。『ポートランドに来たら、うちに遊びに来てよ!』と言ってくれたので、ポートランドへ行く楽しみが一つ増えました。行きたいなー!
チームの皆さん、ありがとうございました!
▼「KINFOLK」ってこんな雑誌
こちらも読んでね!
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東洋経済オンラインにて、我が家の暮らしを紹介していただきました!
▶︎【100万で横須賀の空家を買った女性の暮らし】 30代女性がハマる、「生活実験」の最前線 :
https://t.co/pkj2FBLgOg
なんとこちらの記事は今ランキング1位!
yahooトップでも紹介されていたとか。

取材に来てくださったのは、社会デザイン研究者の三浦展さん。以前福岡で同じイベントに登壇させていただいたことがきっかけで、我が家に泊まり込み(!)で取材してくださいました。
取材とはいえ、田植えを手伝ってもらったり、

高枝バサミを使って梅の収穫を一緒にやったり、

なんなら夜ご飯も一緒に作ってみたりして(しかも3品も!)

シェアメイトの一員のように過ごしました。ありがとうございました!
三浦さんが作ってくれたカレイの煮付け(しかもお昼に作って、夜までに味をしみこませましょうね、という料理上手ぶり)、美味しかったなあ。
三浦さんが記事の中で書いてくださった「生活実験」という言葉はまさに私たちの暮らしにぴったりだな、と感じています。自分たちの暮らしをどこまで自分たちの手でやれるか、毎日が試行錯誤。でも何かを『成功』させるためと言うよりは、『実験』そのものに価値があると思っています。
100%の自給を目指すよりも、自分たちの暮らしが何によって支えられているのかを知り、その上でどう生きるか改めて考える。暮らしのプロセスが見えにくくなっている今だからこそ、自分の生活を手作りするのが当たり前だった時代からたくさんのことを学んでいきたいと思っています。
▶︎【100万で横須賀の空家を買った女性の暮らし】 30代女性がハマる、「生活実験」の最前線 :
https://t.co/pkj2FBLgOg
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糸島の作家が集まる、年に一回のクラフトフェス、糸島クラフトフェスにて、革細工作家さんの”BLESS LEATHER”さんと猪革小物でコラボします!
▶︎糸島クラフトフェス
https://www.itofes.com/
▶︎革細工とニュージーランド雑貨のお店 BLESS LEATHER
http://blessleather.com/
糸島で活動する BLESS LEATHER さんは同年代。以前から革細工を教えてもらったりとお世話になっていたのですが、今回糸フェスに出店する作品で嬉しいコラボが決定しました!
私からは糸島で獲れた猪の革を提供することになり、革の特徴について話し合いながらアイディアを出し合い、試作品を作ってもらいました。
『革だけじゃなくて毛皮もどこかにつけたいね』とアイディアを出し合って、一度毛皮も一緒に持ち帰ってもらうことに。
最終的には、猪の革のがま口に、可愛い毛皮のタグがつきました!
小さいサイズのがま口には、キーホルダーにしてつけるバージョンも。
手に取った感じも、可愛い!
大サイズと小サイズの二つで、大きいデザインは手に持ってクラッチバッグのように使ってもいいですし、長めの紐を通してバッグとしても使えます。
自分で使ってみて思ったのですが、とっても軽い!体感としては、ほとんどがま口の金具の重さくらいしか感じないような軽さ。革製品ってかっこいいけど重さがしんどいな、と思うこともあるかもしれないのですが、この軽さはとても嬉しい。これからヘビロテできる予感がします。
糸フェスの日程は、9/16-18。糸島半島の真ん中にある志摩中央公園にて、糸島の作家さんの作品が購入できるマーケット、ものつくり体験ができるワークショップなども同時開催です。
こちらの猪革のがま口ポーチは糸フェスのためだけに作った数量限定作品!
みんな見に来てねー!
▶︎糸島クラフトフェス
https://www.itofes.com/
▶︎革細工とニュージーランド雑貨のお店 BLESS LEATHER
http://blessleather.com/
▶︎コラボ作品が出来るまで
http://blessleather.com/itofes-wildboar/
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9/12はトークイベント@渋谷!
参加費はキャッシュ or 物々交換、スキル交換もOK。
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9/12、渋谷にて”暮らしをつくる” 猟と暮らしのゆるトークを行います。
参加費はキャッシュでも米でもマカロンでも酒でもiPadでもスキルでもなんでも来い!
田舎暮らし、シェアハウス、自家菜園的狩猟のことなどお話しする予定です。どんな人が来てくれるのか、今から楽しみです。
▶︎”暮らしをつくる” 猟と暮らしのゆるトーク
あなたの周りの面白い人、誘って遊びに来てくださいねー!
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今日は1月7日。
春の七草を集めた”七草粥の日”ですね。この日にエネルギー満タンの春の野草を食べて一年の健康を祈りつつ、豪華なおせち料理でフル稼働していた胃腸を休ませる目的もあるそうです。
春の七草は、
せり
ナズナ
ゴギョウ
ハコベラ
ホトケノザ
すずな(カブ)
すずしろ(大根)
去年は間違えて雑草食べちゃったけども!!笑
今年は間違い無く、春の七草を食べるぞー!ということで罠のチェックがてら山に出かけました。
(春の七草と雑草を間違えて食べた去年の記事はこちら!)
まずは罠のチェック。
思い切り、ワイヤー部分と罠の一部が猪によって掘り返されておりました。
(写真中央の太い木にワイヤーが巻かれているのです。罠が掘り起こされているの、、、わかりますか?)
このあいだの罠の修理で、金具とワイヤーを新しいものに交換したから金具の臭いがするのかな。いずれにせよ、もうバレバレなのでここで獲るのは難しそう。
さて、帰りがてら春の七草を探します。
まず、超簡単、せりゲット。
これ、普段もよく食べる野草で庭にも生えています。
背負いかご背負ってプラプラしていたら元シェアメイトのさだくんから声をかけられ、ついでに畑から、すずな(カブ)、すずしろ(大根)ゲット。
その帰り道に、なずな(ペンペン草)ゲット!
去年はちょっと苦労したけど、今年は余裕で見つけられたよーー。
そして、ゴギョウをゲット。春菊みたいな味の、七草の中で私が一番好きな野草!花も可愛いんだよーー!
去年はもっと大きくて、花も咲きそうだったのに今年はまだ小さいのばっかりだなあ。今年、そんなに寒くないのに不思議。
ハコベラゲット、
続いてホトケノザ…………

…………危ない、危ないいいい!
春の七草、ホトケノザと言ったらこの子じゃありませんからね。
この子、雑草ですから。
去年は間違えてこの子食べちゃいました。恥ずかし。
みんな気をつけてね!笑
さて、正解は・・・・
(多分)これだあ!
(多分ね)
春の七草は旧暦の行事なので、本当は2月に生える野草らしく、今回はどの野草もまだお花咲いてなかったな。ので、ホトケノザは探すのに苦労しました。
帰り道に、石垣に生えていた野生大根(すずしろ)をゲット。
たくましいね!
引き抜くと、しっかりと大根部分がある。
けなげ〜〜〜!(ていうより、したたか、の方が合ってるかな)
あっという間に、春の七草無事収穫。

真ん中から時計回りで
ハコベラ
ナズナ
ホトケノザ
ゴギョウ
せり
すずしろ(大根)
すずな(カブ)
全部揃ったら、残りご飯を鍋でくつくつと煮て、野草は別に湯がいて冷水にさらしておきます。(すずしろ、すずなは一緒に煮ちゃいます)
野草って、ぎゅっと搾ると量が超ちょっとになっちゃうね。でも、一つ一つの野草にかなりパワー(と苦味と風味)があるので、ほんの少しでもちょうどいいかな、と思います。
今回は、隣でシェアメイトがその辺の貝を煮ていたのでその煮汁をお出汁にしました。
お米がとろっとしてきたら、七草を上にトッピングして出来上がり。仕上げにお塩をちょろっと入れると美味しい。
うん、しみるーーーーー!!
お餅を食べまくり、(普段ベジの私たちにしては)動物性のものを大量摂取したお正月の胃袋にしみわたります。
しかし!予想外だったのが、ホトケノザ。
苦い!!
すごい苦い!!!
苦くて別皿に分けちゃったよ。笑
また今年も間違えた?と思ってドキドキして野草ガイドブックを調べてみたら、こちらの野草はアクが強いので長めに茹でないといけないみたい。
ちょっと一安心。
皆さんも、ホトケノザを食べるときはお気をつけてー!
七草全部は揃わなくとも、今日は優しいお野菜の食事で体を休めてあげてくださいね。
ではでは、またねーー!!
【こっちの記事も読んでみて!】
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▼本が出ました!
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私が新米猟師になるまでのエッセイ(ブログに書ききれなかったいろんなこと)や、動物別の解体方法、ジビエのレシピ集など、イラストを交えて紹介しています。
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明けましておめでとうございます。
今年もどうぞ宜しくお願い致します。
一年の締めくくり、おせち作り。今年も頑張りました。
私たちの集落では、おせち準備は半年以上前から、黒豆の種を蒔くところから始まります。
シェアメイトのりっちゃんがおせちのために栗の甘露煮をストックしてくれていたり、ご近所さんからもらった黒豆を育ててくれたり、おかげで今年も自給率が高いおせちが完成!
じゃーん。
山のもの、海のものをめいっぱい詰め込んだ豪華おせち。作るのは大変だったけど、シェアメイトと一緒におせちを作る時間は幸せそのものでした。メニュー考えるの、なんでこんなに楽しいんだろう。年末はご飯を食べるのも忘れて、夢中になって作りました。この日のために育ててきた&獲った食材が、一つのお料理になっていく感動ったらないです。
今年のポイントはレンコンの梅酢漬け。梅干しを作った時にできた梅酢でほんのりレンコンが染まって、おせちがぐっと華やかになりました。
きっと昔は親子三代でとか、みんなで一緒に作ったんだろうなあ。
【おせちメニュー】
・おなます
・必死こいて作った自家製大豆の田作り
・りっちゃんが半年以上前から準備して育てた黒豆煮
・りっちゃんがコツコツ作ってくれた栗きんとん
・手まり寿司
・猪ベーコン
・鯛の尾頭付き刺身
・友達の農場から送ってくれた大根甘酢漬け
・ご近所さんの鯵で作った昆布巻き
・魚をさばくところから作った伊達巻
・手作りかまぼこ
・かずまくんの絞めた鶏肉筑前煮
・ご近所さんのれんこん梅酢漬け
・猪チャーチュー
・鹿のロースト
・煮卵
・集落のみんなで植えた菜の花
・お祝いでいただいた鮭の南蛮漬け
・近所の牡蠣
・さわらの昆布締め、酢じめ
・のびる酢味噌和え
・鮭の幽庵焼
こちらは若い鹿のヒレのロースト。
低温調理でじっくり柔らかく焼けました。(↓このやり方で作ったよ!)
こちらの立派な猪肉はチャーシューに。
それから、煮豆と栗きんとんのお芋はオンドルを焚いた後の余熱であたためました。
オンドルとは薪を使った床暖房のことで、火を焚いた後もしばらく暖かいのです。その熱を利用して、オンドル料理。最近は毎日火を入れてあたためているので、上手にできたらこれからの料理に活かせそうだねーなんて話ながら実験していました。
お芋はバッチリ!!
ただ、お豆さんは、、、ちょっと固かったかなあ。
最終的には、仕上げでガスを使いました。笑
とはいえ、ずっと火にかけるよりはだいぶ節約できたんじゃないかな。
それから、今年は手まり寿司にもチャレンジ。
さわらの酢締めをメインに、カツオ菜、白菜、菜の花、梅酢レンコンで飾り付け。
なかなか上手にできました!
この手まり寿司は「おせち おしゃれ 簡単」のキーワードで発見したお寿司。特にクックパッド様には大変お世話になりました。笑 化学調味料が気になる方、自分で作っちゃえば美味しい&安心。簡単ではないけど、誰かと一緒にやれば楽しいですよー!
ちなみに我が家のレシピは、お砂糖が普通のレシピの半分ほど。日持ちはしないかもだけど、体には優しいお味になっています。
まあ、心配しなくともシェアメイトと食べちゃえばおせちなんてあっという間になくなっちゃうけど!笑
というわけで今年も始まりました。

初日の出を見に行ったら、目の前を飛んでた鳥がぽちょんと糞をした!
(左側に写っている小さな鳥ね)
やったーーー!今年は運が良い一年になりそう!ウンだけに。なんつって。
何はともあれ、幸先いいぞ。
今年も、どうぞよろしくお願いいたします。
去年のおせちも是非見てってね!
【こちらもどうぞ!】
オンドルを作るときに気をつけたほうがいいこと、使ってみて思ったこと、メンテナンスや使い方など、もう少し詳しくオンドルのいいところわるいところを書いてみました。
オンドルから出る煙をただ出すだけってもったいないと思ったので、煙突から出る煙でスモークナッツ作ってみたよ。
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▼本が出ました!
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私が新米猟師になるまでのエッセイ(ブログに書ききれなかったいろんなこと)や、動物別の解体方法、ジビエのレシピ集など、イラストを交えて紹介しています。
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先日収録した東京FMのラジオ、今日クロノスという番組で7:20からオンエアーされましたっ!
告知こちらで間に合わなくってごめんなさい><
2週にわたって取り上げて下さるみたいで、来週水曜日も朝7:20から同じ時間に続編が放送されます。
聴いてねっ。
クロノスさんで紹介して下さるのは、約2年ぶり。
今の私の暮らしや、解体した動物の革や羽で作ったアクセサリーのWEBショップのこと、シェアハウスから何組もカップルが誕生したこと、、、などなど。笑
成長した姿を見てもらえて嬉しいです!

そう、シェアハウスを始めるとき、引越しの前に集落の人みなさんに挨拶する場を作ってもらったんですね。
シェアハウスを始めると伝えることに若干の不安があったんだけど、いざ言ってみると、「シェアハウスってあれやろう、同じ家の中で恋愛するやつやろう!」とみんな大盛り上がり。笑
そのときちょうどテラスハウスっていうバラエティー番組が流行ってたんですね。あとは、シェアハウスの恋人というドラマもあったかな。
最初は結婚していない男女が同じ家に住むなんて新興宗教なんじゃないかって思われちゃうかな、と心配していたのだけど、テレビの力って本当にすごい。
小さな集落の60、70を過ぎたおじいちゃんおばあちゃんでもシェアハウスのこと知ってるんだから。
時代ですなあ。
そして実際にカップルも誕生したことだし、あながち間違いではなかった、、、かも?笑
来週はそんな話が放送されまーす!
お楽しみに!
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▼WEBショップ「ちはるの森」できたよ!
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命を最後まで使い切るべく、今まで解体してきた動物の羽や革を使ってささやかにアクセサリーを作っています。食べものだけじゃなくて、フェザーやレザーももともと動物の体の一部。私たちの暮らしのなかに、色んな命があることを少しでも感じてもらえたら嬉しいです。
▼WEBショップ「ちはるの森」
http://chiharuh.thebase.in/
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▼本が出ました!
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私が新米猟師になるまでのエッセイ(ブログに書ききれなかったいろんなこと)や、動物別の解体方法、ジビエのレシピ集など、イラストを交えて紹介しています。
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