絶品、アナグマの麻婆豆腐!

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絶品、アナグマの麻婆豆腐!ちはるの森

 

寒いねぇ。

お肉には体を温める効果があるから、こう寒いと普段はゆるベジタリアンの私もやっぱり体がお肉を欲してくる気がする。

 

春夏秋は野菜とお魚メインで冬は獲った動物を食べる、というのがなんとなくな我が家の食卓なんだけど、魚も肉も自分たちじゃそんなにいっぱい獲れないから、自然とゆるいベジタリアン的な食スタイルになっています。笑

 

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今回の記事は野生動物をさばいて食べているので、
苦手な人はこのままブラウザを閉じてくださいね。

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そんななか、我が家にやってきたアナグマ。

脂がたっぷり乗ってるうううーーー!! ぷるぷる。

 

 

実は動物の脂身って苦手なんだけど、野生動物の脂身って全然生臭くない。むしろダシとか旨味とかがギュッと詰まってて肉並みに満足度が得られる贅沢な部位。

それから、香りが強いので1番その動物らしさが出る部位でもあると思う。

 


 

アナグマ肉は、風味はちょっとラム肉に似ていてほんのり甘い。というのも、アナグマの好物はフルーツとかトマトとか甘いものが多いから、お肉(特に脂身)にダイレクトに食べてるものの味が出るんだと思う。

 

脂たっぷりのアナグマ肉を叩いてミンチに。脂の分量がすごい!でもねー、全然ギトギトしない。むしろ脂だけでもサラサラと食べれるくらいの旨さなのが野生肉のいいところ。

 

 

アナグマ肉を使って、うちの料理人がスパイスたっぷりの麻婆豆腐を作ってくれた!上に膜が張っている脂は全部アナグマの脂。

 

コクがあり、香りの強いアナグマ肉&脂身とスパイスが絶妙に絡み合ってうんまい!!
仕上げに野生の野蒜を添えて出来上がり。

 


 

アナグマは滅多に市場には出回らないけど、猟師の間ではご馳走として食べられることが多い動物。いやー、ご飯がするすると進んでしまう。
 

寒い日にアナグマの麻婆豆腐、あったまるーーーー!
普段食べないからなのか、お肉を食べると一気に体が温まって指先がほくほくとあったまっていく。お肉すごい…!

 

 

アナグマの見た目はタヌキと似ていて、タヌキの鼻がちょっと前に伸びてひとまわり太らせたような感じ。

これがアナグマ。

 

Meles_meles_anakuma_at_Inokashira_Park_Zoo

Wikipediaより

 

これがタヌキ。

 

640px-Tanuki01_960

(Wikipediaより)

 

比べてみると、首がなくってまるっとしたフォルム、ステステ歩くのがアナグマ。

 

私たちがアナグマが好きと聞きつけたご近所の人が「罠にアナグマかかったよ!」と連絡をくれても、行ったらタヌキだったことが本当によくある。それくらい似てる。

 

罠にかかると泥まみれになるから判別は確かに難しいけど、タヌキはタヌキ臭がすごいから見た目泥だらけでもなんとなく分かる。
(罠にかかって興奮している状態だと、動物から強烈な体臭?がするので、かかってるかかかっていないか臭いでわかることもあるくらい。)

 

ちなみに、塩とミョウバンで皮をなめしたらこんな感じになります。
 

◎ちょいグロ注意◎
 

 

アナグマは脂が多いから、脂をそぎ落とすのに苦労した。。。

 
鞣した毛皮、何にしよう。
もふもふで暖かいから、クッションとか?

今は玄関のカーペット代わりにして、柔らかくしている途中。

 

 

今年は暖冬で餌が豊富だから、おいしいものをたーーーーっぷり食べて肥えたアナグマは特に脂の味がいい気がする。寒くなってきたし、今シーズン中にもう一回食べたいなあ。。。

 

ごちそうさまでした。

 

 

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▼本が出ました!
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私が新米猟師になるまでのエッセイ(ブログに書ききれなかったいろんなこと)や、動物別の解体方法、ジビエのレシピ集など、イラストを交えて紹介しています。

わたし、解体はじめました ─狩猟女子の暮らしづくり─

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about me!!

About chiharuh

twitter: @chiharuh facebook: http://www.facebook.com/chiharuh お問い合わせ/コラム/出張解体ワークショップ などについては chiharunomori●gmail.com (●を@に) までお願いいたします☆ 暮らしかた冒険家 Lifestyle lodestar カナダ留学後、ウェブマガジンgreenz.jpのインターンを経てNGO/NPO支援・映画の配給事業を行う会社に就職。 半農半Xのワークスタイルを目指すべく、会社ごと千葉の外房に移住しオフィス隣の小さな畑で野菜を育てる。 仕事で訪れたオーストラリア・インドなどのエコビレッジでは、WWOOFを通じてサステナブルな暮らしを体験。 人と人が繋がるヒューマンスケールな生き方に目覚める。 2011年の東日本大震災をきっかけに、大量生産大量消費の暮らしに危機感を感じ「自分の暮らしを自分で作る」べく、鶏などを解体する屠殺の勉強を開始。屠殺ワークショップを開催し大人から子どもまで一緒になって命と向き合う場を提供している。 福岡に移住した今では、食べ物、お金、エネルギーを自分たちでつくるシェアハウス「いとしまシェアハウス」を運営中。 狩猟免許を取得し、新米猟師に。現在は毛皮の皮なめしを勉強中。 解体を始めてから基本的にゆるいベジタリアンで、普段は自分で獲った獲物以外のお肉はあんまり食べません。 何で私が田舎暮らししてるのか、お仕事のことやこれからのこと。 インタビュー受けたのでよかったらどうぞ。 → http://luvlab.ex-tra.jp/2011/11/post-20.html

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