稲のワラと毛皮でニホンミツバチの巣の防寒対策。
今年はミツバチを育て始めてから初めての越冬!無事に冬を越せるように、防寒対策してみた。 寒くなるとミツバチたちは巣を温めるために自分たちの体温を上げて凌ぐのだけど、その分ハチミツをたくさん消費してしまうのだとか。冬は咲いている花も少ないので、蜜不足で越冬できずに死んでしまう群れもあるんだって。。。
今年の11月は信じられないくらいあたたかかったので、12月に入ってちょっと寒くなってきたあたりで色々調べてやってみた。
発泡スチロールとかプチプチで巣箱を囲んで防寒するのが手軽で良さそうだけど、ビニールだと湿気がこもって結露してしまうようなので、昔ながらの藁で包む方法を試してみた。これだと通気性と防寒、どちらにも効果的みたい。
稲刈りのときにとっておいたMY藁の束で、巣箱をぐるりと囲む。
(巣箱が揺れてびっくりした蜂がいっぱい飛び出してる。) 上の飛び出した部分を切って揃えて、上にも藁をワッサワサ敷いて。
(なんか祀られてるみたいになった…。) さらに寒くなってからは、毛皮を乗せてみた。
防寒対策をしてからしばらくは大丈夫だったのだけど、寒さが厳しくなってから”蜂児捨て”が止まらなくなってしまった。 これは、蜂が幼虫を巣の外に捨てる行為で、原因はまだ良くわかっていないみたいだけど病気とか寒さとか餌不足による間引きとかいろんな説があるみたい。
まだ暖かい時期からたまに数匹の蜂児捨てはあったけど、群れも元気だった。でも最近は次から次へと、幼虫を運び出して外に捨ててる。
巣のお掃除をすると、中にごっそりいるときもあって。
なんでなんだろう。
今年は暖冬で冬でもどこからか花粉を運んできた姿をよく見かけていたし、今は菜の花も満開で餌はあると思ったけどな。それとも、採蜜のときに蜜を取りすぎちゃったのかな。。。たっぷりめに残しておいたつもりだけど、何もかもが初めてで全然わかんない。;;
給餌して、病気の可能性もあるので良く効くというよもぎ乳酸菌を作ってスプレーしてみる。 効果あるかな?
ぐぬぬ。 元気になってーーー><
▼わたしの養蜂バイブル ▼『我が家にミツバチがやって来た―ゼロから始めるニホンミツバチ養蜂家への道』
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