薪ストーブが来たので猪骨ちゃんぽん作ってみた。
ちょっと前、我が家のキッチンに薪ストーブがやってきました。 油ふいた新聞紙とかも焚き付けに使えるし、ひやご飯とかちょっとしたものをあっためるときに重宝しています。 ご飯をあっため直す時は、土鍋ごと網に乗せると焦げないことを発見!
はあー、これからここでお湯とか沸かしちゃうんだい!海水くつくつ煮て塩とか作るんだい!それりなによりキッチンがあったかいよぉ〜。幸せ!
…という、冬の終わり。
そして、春目前にしてようやく薪も揃ってきました。
エネルギーの自給自足を目指す人たちが1年目でぶちあたるであろう壁、薪の調達。 オンドル(床暖房)や薪ストーブに触れてから初めて意識したんだけど、木ってちゃんと乾燥させないと燃えないのね!煙ばっかり出て火がつかなくて、そりゃーもう苦労します。だから、今年切って来た間伐材とかは来年用。
なので1年目は今年しっかり燃やせる薪がなくて、いつもきりきり。これがいわゆる「薪貧乏」です。 いつも「薪がない〜薪がない〜」と頭のなか薪でいっぱいのこーいちさんが、ある日近所の解体現場から大量に廃材をもらってきた!
家一軒分の廃材まるまるっと。
これが乾燥しててよく燃える。素晴らしいよー。素晴らしすぎるよーー。
部屋があったかくなるとは、あたりまえじゃないんすね。この古民家シェアハウスが少しずつ暖かくなって行くのは、ひとえにこーいちさんのおかげなのです。ありがとう。
そんなこんなで、最近はそこで色んなものをくつくつと煮るアヒージョがブーム。 こうすると猪の内臓も固くならずプリプリで食べられる。これは大発見!(これは猪レバー、牡蠣、サザエ、トマト、ブロッコリーという、バーベキューのあまりものの豪華アヒージョ)
このままオイル煮みたいな感じにすれば長期保存できるかな〜。 燻製もだけど、できるだけ常温で保存できるものに興味津々。
だって野生肉って手に入るときは一頭分だから冷凍庫すぐにいっぱいになっちゃうし冷凍焼けしたら美味しくない。(残念ながら我が家には良い真空パックの機械がないので…><) あまり電化製品に頼らず、常温で自然と熟成されて美味しくなっていくような道を探っています。
でも難しいんだよなーーーー。。。 今年は塩漬けをしっかりやる、というレシピをもらったのでただいまお試し中。 道のりは遠し、です。
さて。
スタート時こんな感じ。
気が向いたときに、コトコト、コトコト。
一週間くらい煮たあと。
良い色になりました!
豚骨スープよりちょっと野性味のある、芳ばしい香り。
はいっ、猪骨ちゃんぽん猪肉乗せ。
お肉はほろっほろ。
あんなに煮たのにお肉の中身はちょっとピンク色で、臭みも全然なくあっさり。 逆にスープは超濃厚で、パワフルな味でした。
残った背骨を組み合わせてみると、うまいこと美しく組み合わさっていってちょっと感動。あたりまえなんだけど。
こうやって背骨が曲がるんだね、とか。
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なんだー、麺からじゃないのね。とがっかりされた方、ごめんなさいっ。 いつかはいつかはやりたいけど〜!!
小麦も収穫まではしたけど、まだ脱穀してないまま納屋に眠っているのです… 食べものは、育てた後に食べられるところまでやるのが大変だ。
蕎麦も脱穀までみんなで庭で頑張ったけど、製粉まで行けてない。。。
懐かしいなあ!笑
田舎暮らしは日々の手仕事が山ほどあって、まだまだまだまだ色んなことが追いつかないっ! 春だね! |
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