岡山県倉敷市を拠点とするジーンズブランド、Johnbull(ジョンブル)さんと一緒にオリジナルのエプロンを作ることになりました!
テーマはイノシシ解体のときに使えるエプロン。さらには、その後の料理にも使えて、何なら普段のユニフォームとしても使えるものだと嬉しいです、と贅沢にもオーダーさせていただきました。
「エプロンにナイフを入れられたら」とか、「血や油が付いても大丈夫なもので」とか、なかなか普通じゃないオーダーにも快く答えてくださり…ありがたい限りです。

早速3つも案を出していただきました。
デザイナーさんから直筆のお手紙までいただき、さらには第1回の打ち合わせをベースにミニチュアエプロンをすでに作って来てくださっているという、とっても早い&丁寧なお仕事の進め方。プロだなぁって感動してしまった。
ナイフが安全に入れられるものが作れるのか、こーいちさんのナイフを記録するディレクターの越智さん。


実は解体時の服装ってなかなかいいものがなくて、どうせ汚れるのでいつも超適当な汚い服を着てた。だけど、ここで気分の上がる使いやすいユニフォームができたらすごく嬉しいなあ。
気分が上がるだなんて不謹慎だ、って思ってしまう人もいるかもしれないけど、正直なところ、解体って最後までエネルギーと集中力を持ってやり抜くのが大変。
解体の前にはとどめを刺しているわけだし、そこから罠の処理をして獲物をおろしてきて……。というプロセスを考えると、解体の前の時点でエネルギーを結構消耗しています。丁寧に捌いて、できるだけ可食部位を増やすためには、途中から楽しい曲かけたり、合間にチョコレート食べたり、気力を保たせるために工夫が必要なんです。
だから、解体中のエネルギー源であるチョコレートを入れるポケットは、必ず作るつもり。何だそりゃって思うかもしれないけど、、、笑 エプロンがお気に入りのものだったら、きっともっと頑張れる。

あとは、しゃがんでも作業しやすいようエプロンの真ん中にスリットが入っています。スリット部分も、血や脂がはねても内側につかないように重なる部分を多めにしていてくれたり、小さな部分の工夫が嬉しい。

Johnbullさんはこのエプロンを一般発売するそうなので、猟師バージョンとはいえ、猟師だけが使いやすいものでなく、多くの人に手に取ってもらえるようなデザインも必要です。だから、100%プロのためのものというよりは、このエプロンが狩猟文化と世間一般の人を『つなげる』ものになってくれるといいなと思っています。
まさに私たちの活動もそうで、切り離されてしまった文化をもう一度つなげるためのツールになってほしいというか。Johnbullさんほど大きなブランドなら、私たちよりももっと遠くまで届けてもらえるはず。
エプロンという普段身に付けるものを通して、少しでもこの里山の暮らしを知ってほしい。自分と自然との関係性や、命のつながりを感じられるものが作れたら、すごく嬉しいです。

それにしても、ミニチュアエプロンって無条件に萌える〜〜!かわゆすぎる!Johnbullさんとなら、きっといいものが出来ると確信しています。 楽しみだー!
このシリーズになります。⇩
越智さん、遠くからありがとうございました!及川さん、無理難題いっぱいで恐縮ですが、どうぞよろしくお願いいたします。
繋いでくれたあずくん、かなちゃん、ありがとうー!(*’ω’*) .

次回の打ち合わせ楽しみにしています!
こっちの記事も、きっと好き!
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明けましておめでとうございます。我が家は今年もおいしいものを食べ、ゆっくりお酒を飲み、映画をたっぷりと見て、ゆっくり過ごしました。
おせち料理は、みんなで1年育ててきたもの&作ってきたものの集大成です。
私が田舎暮らしをしてる大きな理由が『おいしいものが食べられるから』。その”おいしいもの”だけを詰め合わせた最高のご馳走、よかったらちらっと覗いていってくださいな。
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今回も生々しい写真があります。苦手な方は気をつけてくださいね。
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お正月からちょっとだけさかのぼって、大晦日。
新年の準備は年越し蕎麦から始まります。
毎年、去年はどれくらいのタイミングで準備どうしてたっけと記録を見るんだけど、一昨年は鴨のササミを炙って熱燗にしてたなあ。美味しそう、またやりたいなー。
今年もおせち作りの合間に鴨を捌きます。

こちらの鴨はお友達猟師さんからの頂き物なので、手元にやってきた段階でお腹の羽はむしられていました。ので、ちょっと不思議なフォルム。
羽がとっても綺麗。あとで何かに使おうかな。

鴨をさばくときは、赤い内臓(心臓、レバー、腎臓など)を残しておくとお肉に栄養が回って美味しくなるらしいって本当かな。内臓を全部出して部位ごとに切り分けます。これは年越し蕎麦の上にトッピングする予定。

鴨をさばき終わったら、本格的なおせちの準備。
作るおせち一覧をキッチンの冷蔵庫に貼り出し、役割分担して順番に仕込みます。年越し蕎麦担当のこーいちさんは31日まで酒蔵で仕事なので、準備は夜から。
こーいちさんの実家からそば粉をいただいていたので、深夜にキッチンで手打ち蕎麦を作ってくれました。年末っぽいね!

蕎麦は打ってから茹でて食べるまで時間がないから、麺を湯がき始めたらすぐ食べる用意をします。
テレビがないから毎年ラジオで紅白歌合戦を聴くんだけど、今年はみんなであわあわと蕎麦の準備をしているうちに年越ししてしまった。地味〜!笑 私、手まり寿司作ってる間に年越しちゃった。
(関係ないけど、ラジオで聴くと歌のうまさが際立ってたなあ。エレカシかっこよかった。)

鴨は硬くなる前にさっと味付けして、ふわふわの柔らかさでお蕎麦の上にポンと乗せました。実は年越し蕎麦を食べる前に晩御飯を食べたんだけど、昆布&鴨&かつお菜(出汁いらずと言われるほど、風味が出る野菜)&そば、という旨味たっぷりの材料のおかげでスルスルとお腹に吸い込まれていったのでした。。。
* * *
元旦の朝は、集落のお宮で初詣。
年末にみんなで作った大きなしめ縄も門松も、凛として大変綺麗でした。

うち集落の門松は、竹も松もゆずり葉も、飾りにする花のようなキャベツだって、全部育てたもの。でっかいしめ縄の藁だって、集落の田んぼで育ったものなんだよ。
買わないで作る、かっこいいよねえ。簡単にできることじゃないって分かるからこそ、素晴らしい文化を受け継いできたご近所さんたちを心から誇りに思います。

寒い寒いお宮の隣で焚き火に当たると、カチコチだった体が少しずつ緩んで気持ちいい。節を取り除き、日本酒を入れた青竹を焚き火であたためれば、”かっぽ酒”の出来上がりです。竹の香り豊かに燻されたかっぽ酒が、喉を通って体の中心からあっためてくれます。
ほーっ。
新年からお酒が進んじゃいますな。


みんなで火の周りに集まって話をするの、好きだなあ。お正月は元シェアメイトたちが寄ってくれて、初詣に一緒に参加できるのも親戚が集まったみたいで幸せ。

お酒をお土産に、ほろ酔いで家に帰ったら、次はおせちの準備。

* * *
今年のおせち。

シェアメイトと手分けをして、縁起の良いもの、山の幸、海の幸、あと自分の食べたいもの(笑)を詰め込んで全部で25品作りました。

・ハモの手作りかまぼこ
・ハモの手作り伊達巻
・黒豆煮
・大豆煮
・飾り銀杏
・大豆の田作り
・栗きんとん
・昆布巻き
・レンコンの甘酢漬け

・(お祭りの魚つかみどりで捕まえた)アジの南蛮漬け
・サザエ&カキ
・鰆の幽庵焼き
・なまこの酢の物
・さわらの酢じめ
・鯛の昆布じめ

・鶏肉を入れ忘れた筑前煮
・アナグマの煮汁に漬けた煮卵(卵は友達の鶏が産んだ)
・のびるの中華風可愛く結んだもの
・あかねちゃんの育てた里芋白煮

・イノシシ足丸焼き

・鴨のロースト、手作り柚子胡椒とマスタードで

・アナグマのルーウェイ(台湾風煮込み)

・イノシシ生ハムと干し柿とチーズのせ(上の方)
・ハトダイと太刀魚の刺身(写ってない。笑)

・手まり寿司
***
おせちの料理はできるだけ自分たちの手作りのものがいい。でも、今の季節にすぐに手に入るものだけではないので、一年かけて準備し、保存しておきます。
●春
筍を収穫し、水煮にして保存。筑前煮に入れます。(今回は水煮がダメになっちゃってたので、干したけのこでカバー)黒豆や大豆を蒔いて、手作りと煮豆の準備。サツマイモを植えるのも、この辺り。

●夏
初夏から梅雨明けにかけて梅干しを作り、梅酢の準備。
昨日のショートツアーのお客様は静岡県から!夏休みということもあって遠方からの参加の方が多いですね。海へ行ったり梅干し干したり。ありがとうございます!#糸島 #海 #夏休み #summer #いとしまシェアハウス #ショートツアー #梅干し #土用干し pic.twitter.com/SsLVSG6FPw
— いとしまシェアハウス (@itoshimashare) 2017年8月11日
●秋
栗を拾って甘露煮に。形を崩さないように綺麗に保存するのはなかなか大変。形の良い栗が栗きんとんの頂上でキラキラ輝くのを想像して、ニヤニヤしながら作業するのが好きでした。
この時の栗使いました↓
●冬
冬の旬はお肉。獲ってさばく。
この時のイノシシ肉を使いました↓

ぱっと見た感じ体が小さかったので、足丸ごといけるかなと思ったら意外に大きかった。オーブンに入りきらず、庭のかまどで焼きました。これはこれで、スモーキーな風味がついてよかった!

そして、今年の伊達巻&かまぼこはあの高級魚”ハモ”!! 伊達巻担当のりっちゃん、毎年腕を上げている気がする。

この美しいフォルム見て!
簀巻きがなかったので、今年もランチョンマットで代用。笑

そういえば、おせちの写真を見て、この飾りの色付けはどうしてるのー?って聞かれたので、参考までに書いておくね。もちろん、天然素材でね。

●赤:
甘酢レンコンを梅酢で色付け。梅酢・昆布出汁・砂糖を適量混ぜて、湯がいたレンコンを入れるだけ。カリカリ梅みたいな味になってシェアメイトにも好評でした。飾り切りすればおせちがぱっと華やぐので超オススメ。
手まり寿司の丸いピンクは、赤カブを使いました。こちらもなかなかいい色が出ます。

●黄色:
黄色い人参を使いました。煮込むと色落ちしてしまうので、別鍋で出汁でさっと煮て飾り付け前に添えます。ゆずも綺麗でいいよね。なますの入れ物にすると映えるし香りもキリッとして好き。
●緑:
筑前煮にはさやえんどうを入れたりするけど、全くもって季節じゃないので銀杏で代用。松に刺して飾るとお正月っぽさが醸し出されて好き。のびる、カツオ菜などはさっと煮て水に通して色落ちを防ぎます。白菜の黄緑色もなかなかかわいいよ。
できるだけ、家にあるもの、その季節に近くで採ってこれるものを選んでいます。

器を彩る葉も、今年は松がプラスされてお上品に仕上がりました。
そういえば、毎年飾りに入れている赤い実の南天には「難転」「難を転ずる」など縁起のいい意味合いがあるって最近知って驚いた。黒豆は”マメに働く”、昆布巻きは『喜ぶ』の語呂合わせ、なんてダジャレみたいな意味合いがあるのは聞いていたけど、飾りにもちゃんと意味があったんだね。
このおせちのおかげで、一週間くらいはお料理せずにゆっくり過ごせました。今年は年末年始お天気も良かったし、初仕事もいい感じだったし、好調なスタートです。いい一年になるといいな。
今年もおいしいものいっぱいの我が家を、よろしくお願いします!
* * *
よかったら過去のおせち料理も見てってねー。
ブログUP!→【おせち作りDIY】育てたものとその辺に生えてたもの、頂き物を駆使して作った手作りおせち! https://t.co/ARyTom1d6W 海の幸山の幸たっぷり。自分たちが育てたものがおせちになっていくの嬉しい。 pic.twitter.com/yYNWMR6BNW
— 畠山 千春 (@chiharuh) 2016年1月2日
久々にブログアップ!今年はもっと更新頻度を上げられるように頑張ります。そして、お料理の話なのに最後の締めが下ネタでごめんあそばせ。おほほ。【2017年おせち作り】豆は育てるところから、肉は獲ってさばくところから。https://t.co/mIMGkb2GwW pic.twitter.com/aGrbEUwqZe
— 畠山 千春 (@chiharuh) 2017年1月3日
【かまぼこ手作り】毎年おせちのかまぼこを手作りしてるのだけど、ちょうど良いかまぼこ板がなくって端材で作った鍋敷きの側面をかまぼこ板のかわりにしてる。やけに高いかまぼこできた。笑#おせち #手作り #いとしまシェアハウス #かまぼこ #diy pic.twitter.com/8LTDxiZZ8p
— 畠山 千春 (@chiharuh) 2017年1月3日
]]>【おせちを手作りしたい人へ】去年、手作りした伊達巻の作り方をブログにアップしてるよー。(恥ずかしながら、自分で作るまで伊達巻に魚が入ってるってちゃんと知らなかった…)→【おせち作りDIY】魚から伊達巻き作ったよー! https://t.co/SFRciFWNKq #おせち pic.twitter.com/1YeA4IMPHr
— 畠山 千春 (@chiharuh) 2016年12月30日
今年初のイノシシが我が家にやってきました。
(生々しい写真が苦手な方は、この先ご注意を!)
冬だね、冬ですね。
寒くて寒くて、我が家はPCを打つ手がかじかむくらい冷え込んでいます。
普段は自分たちで動物をさばいたときにお肉を食べる、というゆるいうベジタリアンな食生活なのですが、さすがに!この寒さ。
お 肉 が 食 べ た い !!!
体 を 温 め た い !!!
普段は『お肉が食べたいな』と思うことは滅多にないのですが、体を温める役割のある”お肉”が恋しくなるのが冬という季節。イノシシ肉って食べた後の体のポカポカ感が全然違うのです。冬はお肉の旬でもありますしね。
そんな我が家にやってきてくれた、若いイノシシ2頭!
う〜〜〜ありがとう。ありがたくいただきます!
獲れたその日に食べるのは、お肉ではなく内臓。イノシシの内臓はすぐ味が落ちてしまうので、捌いたその日に食べるご馳走です。お酒で血抜きして、焼いても煮ても美味しい。オススメの食べ方は油でゆっくり煮るアヒージョ。

一気に加熱すると固くなりがちなんだけど、アヒージョなら固くなりすぎず、一緒に入れた野菜にも味がしっかり染みてパンもご飯もスルスルお腹に入っちゃいます。
内臓が慣れていない人には、臭み対策としてスパイスたっぷり入れても◎!この日さばいたイノシシは内臓がツヤツヤで、特に心臓は美味しかった。レバーもふわふわプリプリ。内臓は生食絶対危ないので、しっかり火を通してね。
そして、コーイチさんが作ってくれた内臓を全部入れ(!)したルーウェイが絶品でした。ルーウェイは台湾風のスパイス煮込み料理。
肝臓、脾臓、腎臓、心臓、肺、舌…… あとは、部位ごとに捌いたときに出た小さなお肉をまとめて入れました。食感や風味がどれも違うので、食べながら『これはふわふわしてるから肺だね』『このプリッとした歯ごたえは心臓!』などなど、どの部位かをみんなで当てながらいただきました。
『自分の弱い内臓を食べると元気になる』と言われているので、私は腎臓と肺、それから心臓をチョイス。自分に必要な部位ってやっぱり美味しく感じるみたい。
内臓に味がしっかり染み込んだ次の日は、深いコクが出ていてそれはそれは美味しかった。また食べたいなあ。
今日は寒さに耐えられなくて薪ストーブつけたんだけど、家に1人しかいなくて。1人で薪を消費するのも申し訳ないので、薪ストーブの熱で作れるだけの料理を全力で作りました。しかし、そんな日に限って家に帰ってくる人が少ない、シェアハウスあるある。笑
そんなある日のおうちごはんメニューはこちら。
・イノシシ骨スープを使ったあんかけスープ

脂のつき方、体の白さ的に若いイノブタだったんじゃないかなと思うんだけど、臭みもなく柔らかくて、でもコクがあって美味しかった!
そうそう、『イノシシ肉をもらったけどどうやって調理したらいいかわからない』という声をよくいただくんだけど、私のオススメレシピはこれ。
・イノシシ肉の生姜焼き

【失敗しにくいジビエ料理法】
(1)お肉の状態を見て、必要であれば洗う・酒につけて臭みを取る。
(2)肉を適当な大きさに切って酒、醤油、刻んだ生姜とニンニクに半日くらい漬ける。(時間がなければちょっとでもOK)
(3)野菜と一緒に炒める
生色は危ないのでよく焼いてね〜!結構しっかり焼いてもそんなに固くはならないと思う。
臭み(酒、ニンニク、生姜でカバー!)、固さ(お酒に漬けると柔らかくなるよ)、これで大体は解消できると思うな。お試しあれ!
コトコト煮込んだ後の骨も、周りについていたお肉を割いて、最後は肉そぼろみたいにして食べきったよ。

食べることは生きること。
こうしてダイレクトに命とつながるのが我が家の食卓です。
美味しくてパワフルで、ありがたいお肉の料理。
体がしっかり温まりました。ごちそうさまでした。
***
<お誘い>
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雨なのに170名もの方が参加してくださり、本も多くの方に手に取って頂けて嬉しかったなー。私の話を聞くのは三回目(!)という若い参加者さん、一番最初に出会ったのは東京でのトークイベントでした。今は熊本で地域おこし協力隊をされているのだとか。『ちはるさんのトークが人生に大きく影響してます』なんて。なんて。嬉しいー!
私がたくさんの尊敬できる人たちの背中を見てここまでやってこれたので、先輩たちの想いを次の人へつないでいけるのがとても嬉しい。
そんな嬉しい出会いもありつつ、驚いたのは年間100頭近く獲るよ〜という女性猟師さんが来てくださったこと。なんと70歳を超えておられるとか…?!持ってきてくださったイノシシ肉の燻製や煮込み料理、絶品でした。特にばら肉の煮込み、骨からの旨味がしっかり出ていてすごく美味しかったなあ。

手書きのジビエ料理のレシピまでお土産にくださって、そのお気持ちがあたたかい。手書きって人柄が伝わってきて嬉しいよねー。
一緒に来られていた79歳の女性猟師さんもインパクトすごかった!「大きいのとれたらね〜、ユンボで吊って捌くのよ」と。もちろんユンボの運転はご自身でされる。
さらには美味しいお肉を獲るために主人と一緒にイノシシに猿ぐつわさせて生け捕りにしてね〜などとおっしゃる。全ての足にワイヤーをかけて、イノシシの口に木をかませてから猿ぐつわするんだよ、と。イノシシの身動きを取れなくさせるのに半日かかったとか。
捕まえた獲物を生け捕りにする人がいるということ、知ってはいました。生きている状態(かつ、リラックスしている状態)で太い血管を切り血を体外に放出すると、血が肉に染み込まないのでお肉が美味しくなるのです。そのため、生け捕りにして大人しくさせてから、頸動脈を切ります。牛や豚などと一緒ですね。
だけど、猟をやった人はわかると思うけど、あの殺気だった巨大な生き物を生きたまま捕まえようなんて、危険すぎて普通の人じゃ思いつかない発想だと思う。私にはできない。すごい。いやあ、すごい。そのお肉、どんな味がしたんだろう。美味しかっただろうなあ。
(猟はご安全にね)

この女性猟師さんたち、講演をした街の隣町の方々だったのですが、3本足の100キロ級の猪と戦って怪我して入院されたり、小指が猪に噛まれて短くなっていたり、レジェンドは遠くまで伝わっていたそうで。アテンドしてくださった職員さんが『あの入院されたと噂の、、、ご本人様でしたか!』と驚いていらっしゃった。笑
お話を聞くと、猟を始めたのは7年前。というのも、もともと天草にはイノシシはいなくって、海を渡って上陸したと言われているそうです。ここ数年で畑や田んぼなどの被害が深刻化し、猟を始める人も多いのだとか。
そういう意味でまだまだお肉や内臓の食べ方や下処理の方法が広く伝わっておらず、内臓はほとんど捨てていて、食べるのはレバーのみだとお聞きしました。あの美味しい心臓を食べないで廃棄してるなんてもったいない!
心臓は下処理もレバーより簡単だし、美味しいし、超オススメ。イノシシの腸を使ったフランクフルトも興味津々で見られておりました。これだけ美味しいお料理を作られる方だから、これからきっと美味しいジビエ料理を編み出されるはず。笑
* * *
でも、です。冷静に考えたら、あの方々は60、70代で猟を始めたことになります。いやー、私自分が60代になって今から猟やろう!って思えるだろうか…。すごいなあ、の一言。79歳の方は来年で80歳。元気に、怪我なく頑張って欲しいです。私も頑張ります、先輩!
///////// おまけ ///////////
天草名物のヒオウギ貝、色とりどりで可愛かったー!最初は”着色してるんですか?”って聞いちゃったくらい、なんとまあ鮮やかな色合い。
育てているところも見学させてもらったけど、海に浮かぶ作業所にワクワク!
天草の海は青く澄み切っていて、ちょっと住みたいなと思っちゃうくらい素敵なところでした。みんなも行ってみてねー!
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明けましておめでとうございます。
今年もどうぞ宜しくお願い致します。
一年の締めくくり、おせち作り。今年も頑張りました。
私たちの集落では、おせち準備は半年以上前から、黒豆の種を蒔くところから始まります。
シェアメイトのりっちゃんがおせちのために栗の甘露煮をストックしてくれていたり、ご近所さんからもらった黒豆を育ててくれたり、おかげで今年も自給率が高いおせちが完成!
じゃーん。
山のもの、海のものをめいっぱい詰め込んだ豪華おせち。作るのは大変だったけど、シェアメイトと一緒におせちを作る時間は幸せそのものでした。メニュー考えるの、なんでこんなに楽しいんだろう。年末はご飯を食べるのも忘れて、夢中になって作りました。この日のために育ててきた&獲った食材が、一つのお料理になっていく感動ったらないです。
今年のポイントはレンコンの梅酢漬け。梅干しを作った時にできた梅酢でほんのりレンコンが染まって、おせちがぐっと華やかになりました。
きっと昔は親子三代でとか、みんなで一緒に作ったんだろうなあ。
【おせちメニュー】
・おなます
・必死こいて作った自家製大豆の田作り
・りっちゃんが半年以上前から準備して育てた黒豆煮
・りっちゃんがコツコツ作ってくれた栗きんとん
・手まり寿司
・猪ベーコン
・鯛の尾頭付き刺身
・友達の農場から送ってくれた大根甘酢漬け
・ご近所さんの鯵で作った昆布巻き
・魚をさばくところから作った伊達巻
・手作りかまぼこ
・かずまくんの絞めた鶏肉筑前煮
・ご近所さんのれんこん梅酢漬け
・猪チャーチュー
・鹿のロースト
・煮卵
・集落のみんなで植えた菜の花
・お祝いでいただいた鮭の南蛮漬け
・近所の牡蠣
・さわらの昆布締め、酢じめ
・のびる酢味噌和え
・鮭の幽庵焼
こちらは若い鹿のヒレのロースト。
低温調理でじっくり柔らかく焼けました。(↓このやり方で作ったよ!)
こちらの立派な猪肉はチャーシューに。
それから、煮豆と栗きんとんのお芋はオンドルを焚いた後の余熱であたためました。
オンドルとは薪を使った床暖房のことで、火を焚いた後もしばらく暖かいのです。その熱を利用して、オンドル料理。最近は毎日火を入れてあたためているので、上手にできたらこれからの料理に活かせそうだねーなんて話ながら実験していました。
お芋はバッチリ!!
ただ、お豆さんは、、、ちょっと固かったかなあ。
最終的には、仕上げでガスを使いました。笑
とはいえ、ずっと火にかけるよりはだいぶ節約できたんじゃないかな。
それから、今年は手まり寿司にもチャレンジ。
さわらの酢締めをメインに、カツオ菜、白菜、菜の花、梅酢レンコンで飾り付け。
なかなか上手にできました!
この手まり寿司は「おせち おしゃれ 簡単」のキーワードで発見したお寿司。特にクックパッド様には大変お世話になりました。笑 化学調味料が気になる方、自分で作っちゃえば美味しい&安心。簡単ではないけど、誰かと一緒にやれば楽しいですよー!
ちなみに我が家のレシピは、お砂糖が普通のレシピの半分ほど。日持ちはしないかもだけど、体には優しいお味になっています。
まあ、心配しなくともシェアメイトと食べちゃえばおせちなんてあっという間になくなっちゃうけど!笑
というわけで今年も始まりました。

初日の出を見に行ったら、目の前を飛んでた鳥がぽちょんと糞をした!
(左側に写っている小さな鳥ね)
やったーーー!今年は運が良い一年になりそう!ウンだけに。なんつって。
何はともあれ、幸先いいぞ。
今年も、どうぞよろしくお願いいたします。
去年のおせちも是非見てってね!
【こちらもどうぞ!】
オンドルを作るときに気をつけたほうがいいこと、使ってみて思ったこと、メンテナンスや使い方など、もう少し詳しくオンドルのいいところわるいところを書いてみました。
オンドルから出る煙をただ出すだけってもったいないと思ったので、煙突から出る煙でスモークナッツ作ってみたよ。
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▼本が出ました!
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私が新米猟師になるまでのエッセイ(ブログに書ききれなかったいろんなこと)や、動物別の解体方法、ジビエのレシピ集など、イラストを交えて紹介しています。
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cross fm で収録してきたよー!
「アラジンバカヤローラジオnew!」という番組の構成作家さんからとっても丁寧な依頼のご連絡をいただき、出させていただくことになりました。
(収録の写真、撮っておけばよかったー!)
番組の途中で入る効果音(「バキューン!」とか「バッカヤローー!」とか。笑)を進行役の方がタブレットで操作していたのが時代を感じました。いつもラジオ聞きながら、あの効果音のタイミングはどうしているのだろう。。と地味に気になっていたのでスッキリ!
とにかく進行のお二人が面白すぎて笑いをこらえるのに必死な収録でした。
すごいのがこちらのお二人、これだけ面白くて本業は「アラジン」という車の会社の社員さんというところ。プロ過ぎる!!
そして私はというと、スタジオの横でイノシシ肉を焼いてました。笑
バラ肉の脂でカリッと揚がるイノシシ肉。漂うジューシーな香り。
おそらく、スタジオの隣で肉を焼いたのは私が初めてではなかろうか・・・笑
油も使わず、イノシシの脂のみで上がったお肉。
味付けは塩コショウのみ。ビールに合いますね!
このお肉、美味しかったかどうかは、、、ぜひ番組で聴いてみてください。
放送日は4月16日(土)0:00ー2:00だそう!
私の活動とラジオってすごく相性がいいなあと前から思っていて。
写真や動画だとインパクトが強いので拡散力はあるのですが、その画しか頭に入らなくてなかなか言葉が届かないなと思うときもありました。
その点、ラジオだと私の言葉を通じてみんなが想像してくれる。そこがすごく大切なんです。
だからなのか、長い間、覚えていてもらえます。
未だに数年前に出たラジオのこと「覚えてます!」と言ってくださる方も多くて。立ち止まって考えてくれるからなのでしょうか。わからないけど、自分の声が届くってとてもいいなと思います。
よかったら聞いてね〜!
笑いをこらえるわたしの鼻息、入ってるのかな。笑
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▼WEBショップ「ちはるの森」できたよ!
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命を最後まで使い切るべく、今まで解体してきた動物の羽や革を使ってささやかにアクセサリーを作っています。食べものだけじゃなくて、フェザーやレザーももともと動物の体の一部。私たちの暮らしのなかに、色んな命があることを少しでも感じてもらえたら嬉しいです。
▼WEBショップ「ちはるの森」
http://chiharuh.thebase.in/
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▼本が出ました!
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私が新米猟師になるまでのエッセイ(ブログに書ききれなかったいろんなこと)や、動物別の解体方法、ジビエのレシピ集など、イラストを交えて紹介しています。
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今日はスペシャルなゲストのために張り切ってお肉を料理しました。
真ん中はイノシシの心臓、レバーのアヒージョ。内臓は酒に漬けて臭みを抜いてからニンニクとローズマリー、塩で味付け。
くつくつ煮るだけなのに、内臓の旨味がオイルに染み出してそりゃあ美味しいのです!しかも固くなりにくい。
パーティーで出すと、華もあるしみんな喜んでくれるので内臓料理のマイブームこれ。
それから、こちらの鹿のバラ肉は酒、ニンニクとクミン、ガラムマサラで味付け。
イノシシのロースとヒレはニンニクとローズマリーで。
腿と首は酒とニンニクと醤油で味付けして、白飯に合う感じにしてみましたー!
ご飯おかわりしてくださった方もいて、むふふと嬉しい。
おそらくお忍びで?いらしたので公開できるかはわかりませんが、お料理だけでも記録しておこうと思って。
楽しい時間でした!
野生肉の美味しさ、伝わっているといいな。
【トークイベントやります】
4/8(金)の夜から東京でトークイベントやることになりました!
変化していく時代で最悪死なない暮らしを目指す、実験的な我が家の日々をお話しします。
来てね♡
http://kokucheese.com/event/index/384092/
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▼本が出ました!
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私が新米猟師になるまでのエッセイ(ブログに書ききれなかったいろんなこと)や、動物別の解体方法、ジビエのレシピ集など、イラストを交えて紹介しています。
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糸島には鹿がいないので普段はイノシシばかり食べているけど、この間はお誕生日会だったので珍しく鹿肉料理に挑戦してみました。
鹿肉は熱しすぎると固くなってしまうので、柔らかく仕上がる低温調理法を試してみたいなぁと思ってググってみたら、伝統肉協会さんのクックパッドレシピがヒット!
▼鹿肉のロースト(ローストベニソン)
http://cookpad.com/recipe/2276448
身近にある道具や調味料で本格的な鹿肉ローストが作れるのでオススメですー。今回はこちらのレシピを参考に作ってみました。伝統肉協会さん、ありがとうございましたー!
まずは、用意するもの(わたしの適当アレンジ)
・鹿肉
・塩
・胡椒
・にんにく
・酒
・酢
・オリーブオイル
・パセリ
・ジップロック
・温度計(あれば)
鹿肉は、屋久島のヤクニク屋さん。
最初は屋久島の鹿を食べるってなんだか神聖なものを食べるようで気が引けていたけど(もののけ姫の影響。笑)、今や屋久島でも鹿の被害が広がっていると聞きました。増えすぎたヤクシカの食害で、天然杉やコケ類などそこにしか生えない希少植物が大きなダメージを受けているそう。
私が屋久島に行ったときも屋久杉の森の中に鹿よけの柵が付いていたなあ。
屋久島で鹿肉を食べたとき、地元の猟師さんに「屋久島の鹿ってなんとなく神様のようなイメージがあって、食べるのはなんだか気が引けますね」と言ったら、「猟で獲れる鹿は山の神様から見放された鹿だから大丈夫、安心してた食べたらいいよ」と教えてもらいました。
なるほど、そういう考え方もあるんだなあ。
屋久島って”見えない何か”によって島の生き物が生かされているように感じていて、山の神様の話も「この場所なら本当にそうなのかも」と、なんだか納得してしまった。
では。
そんなことを思い出しながら、屋久島のエネルギーが注入された聖なるお肉を、まずは解凍します。
キッチンペーパーでドリップをとったら、お酒、塩、胡椒、すりおろしニンニクをすり込み、モミモミ。
それから、
肉汁が流れ出さないようにまわりに火を通します。
この時点でいいかほりだ…!!
周りに火が通ったら、焼いたお肉とオリーブオイルと酢(バルサミコ酢という洒落たものもが無かったので普通の米酢で代用。笑)を同量適当に(大さじ2くらい)入れて、ジップロックに入れて空気を抜く。
ここでひとつコツが!
水を張ったボウルにジップロックをゆっくり沈めるようにして空気を抜いていくと、水圧で余計な空気が抜けて真空パックみたいに綺麗にパックできるよー。
ピタッ!
お肉を冷凍保存するときも、このワザ使えるよー!
しっかりパックできたら、70-75度の お湯で20分ほどゆっくり火を通します。
温度計があるとなおよし。
で、20分たったらジップロックを開封。
うわっふ!
おいしっそ!!!
すっとナイフを入れると、やわ〜、ふわふわと切れていくお肉。硬い、バサバサするという鹿肉のイメージがひっくり返るような感触がした。
鹿肉って赤身のお肉だから火を通しすぎると硬くなっちゃうんだけど、この方法なら柔らかくて肉汁も逃げることなく旨味がそのままお肉に凝縮されてる。

最後は盛り付けして、ジップロック内の肉汁と調味料をたーっとかけて、パセリで飾り付けして出来上がり。
うむ、簡単だ、、、!!
温度管理は気をつけないといけないけど、思ったより簡単に本格ローストができちゃいました!
見た目も華やかなので、パーティー料理にも喜ばれそう。
伝統肉協会さん、ありがとうございましたー!
今回はロースと内腿だったけど、違う部位でも手軽にできそう。また鹿肉手に入ったらやってみたいな。
屋久島の鹿って小ぶりだけれど、お肉は爽やかですごく上品な風味。なんでだろう、水がおいしいからかな?
日本初の世界自然遺産に認定された島だけあって、エネルギーに満ちあふれた良いもの食べてたんだろうなぁ(´-`).。oO また、あの場所で鹿肉食べたい。
そういえば、屋久島の鹿肉でピザやパスタなどを出されているイルマーレさんも、すっごく美味しかった!
屋久島行ったら、ぜひヤクニク屋さんとイルマーレさんへ行ってみてね。
ごちそうさまでした。
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私が新米猟師になるまでのエッセイ(ブログに書ききれなかったいろんなこと)や、動物別の解体方法、ジビエのレシピ集など、イラストを交えて紹介しています。
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