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稲を脱穀たときに大量に出る”藁(わら)”。
昔から田舎暮らしには欠かせない身近な素材で、
これでしめ縄を作ったり、
しめ縄とかっぽ酒で年越しを!
藁で納豆を作ってみたり、
藁を燃やして藁灰を作ったりしてきました。
藁灰は保温力に優れていて、少量の炭火でも消えないという効果があるのだとか。
この間庭で藁灰を作ったときも、燃やしてからしばらく経っても暖かくて驚いた!触ると火傷しそうな熱さ。
我が家はオンドルで薪を燃やし、その熾を火鉢に入れて暖をとるので、藁灰を入れたらすごく良さそう。
と、まぁ暮らしのなかでもそれなりに使っているのですが、それでも使い切れないほど藁ができるのです。
そこで、私たちは藁を田んぼの肥料にするべく藁を田んぼで燃やします。
この豪快さ。
都会じゃ絶対に体験できないスケール感です。(もちろん、火の扱いには注意が必要です。)
燃やした藁の灰は古くから用いられてきた有機質肥料。カリウム、カルシウムなどのミネラル源が供給されるため、田んぼを豊かにしてくれるのです。
田んぼで育ったものは田んぼに還す。それが一番シンプルで大切なこと。
本当は燃やさずに土に還すのが一番良いみたいなのですが、藁が自然に分解されるまでには1年以上かかってしまうのと、分解させるために稲の天日干しのために結んだ紐を解いてひとつひとつ細かく藁をカットしなければいけません。
次の田植えの準備などのスケジュールを考えて、我が家では藁を燃やしています。
田んぼの藁を燃やすと、もうもうと白い煙が立ち上ります。舞台演出のスモークみたい。笑
田舎暮らしを始めてからすっかりエネルギーに対する気持ちが変わってしまったわたし。モノが燃えるってめちゃくちゃ大きなエネルギーなので、ただ燃やすだけなんてもったいないっ!て気持ちになってしまった。
あー、これに焼き芋入れたら良い感じに焼けたかな、とか、この煙で生ハム燻せばよかった〜、とか。笑
これはオンドルで焼いた芋↑
火が落ち着いたら、レイキで灰を広げておしまい。生ハムのかわりに私たちがしっかり燻されたので、みんなで温泉に直行しました。
みんなお疲れ様!
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