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大豆を収穫して、とにかくやってみたかったこと。
それはきな粉作り!!
友達の農場で初めて食べた手作りきな粉を食べた衝撃が忘れられなくて。
普通に売っているきな粉の10倍くらい香ばしい大豆の香りと、ちょっとざらっとしたあの舌触り。
あの幸せをもう一度体験したくて、シェアメイトのりっちゃんと一緒に夜な夜な作ってみました。
まず、いきなりやってみて失敗したら悲しいので、綺麗な大豆ではなく我が家の二軍の大豆をひとつかみ。
中華鍋で炒ります。
うおおおお!!!
この時点でめっちゃ良い香りーーー!!
大豆のまわりの薄皮がカリッとしてきて、ちょっとこげた感じの香ばしい香りがキッチンじゅうに広がります。
炒り大豆、素晴らしいな。
うわー、これ、つまみ食いしたい。
お酒のおともに、ぱりぽり食べられちゃうやつだ、これ。
ちょっと一口味見で…とかしてるとなくなっちゃうやつだ、これ。
しかし。今はきな粉のために我慢…!
はあはあ。
この香りに抗うの、なかなか難しい。数粒フライングしました。
そしてこれを、ミキサーかミルサーで粉砕。
叩いても良かったけど文明の利器を利用させていただきました。
ふへへ。
ミキサーで固形のものを砕くと壊れる可能性があるので注意してね。笑
ある程度ざっくり小さく砕けたところで、すり鉢でゴリゴリ。
ああーーー!!!
これえ!!
美味しいやつーーーー!!!
美味しいやつだーーーーーー!!!
多幸感に包まれながら、ゴリゴリし続ける。
私はちょっと大豆のつぶつぶを感じられるくらいが好きなので、良い感じのところで手を止めたら、完成!!!
きび砂糖とお塩で味付けして。
はあああああーーーっっっ!!!
美味しい!!!!!
ちょっと粗い感じがイイ!!
大豆の旨み!きび砂糖の甘さ!の二つをうまく引き出す塩の風味!が代わる代わる口の中ではじけるよ…!!
作ってみて初めて、きな粉の中の大豆要素をちゃんと認識できた気がする。これかー。この旨みというかコクが大豆なのねー。
っていうか、うちの豆ほんと美味しいーーーー!
無農薬無肥料。
よく育ってくれたよ。ありがとう。
炒っても砕いても美味しいよ。
しみじみ。
しみじみしみじみ。
初めて挑戦した大豆は、蒔いた分の二倍しかとれなくて正直ちょっと凹んでいた。(大豆を収穫したときの記事)
直売所とかでキロ数百円で売っている大豆を見て「あぁ、私の数ヶ月はこれくらいのお値段かぁ」と悲しくなったりもしてた。
でも、このきな粉食べたらそんな悲しさも吹き飛んだ。
だって美味しいんだもの!!!!!
数ヶ月かけた価値ある。この美味しさ。
ていうか、やっぱ農作物ちょっと安すぎない?!あれだけ時間と手間をかけて数百円だなんて…。
改めて尊敬します。農家さん。
それから、きな粉を作ってみたら意外と見た目よろしくない大豆も炒れば美味しいぞ!ということに気がつき、もう一度選別し直しすることにした。
大豆、敗者復活戦。
大豆選別、いろんな人に手伝ってもらったから意外と生き残れるやつがいるじゃん…?とか思って始めたら、どんどん「これもいけるんじゃ?」みたいな気持ちになってどこで線引きすればいいかわからなくなる罠にはまっています。
(まだ終わってない)
何はともあれ、大豆からきな粉作るの、簡単だし美味しいから是非試してほしいなーー!
大豆は、できれば応援したいなと思える農家さんから、買ってもらえたら、嬉しいっす…。
大豆、育てるの大変だから…。
ま、難しい人はスーパーでひょいっと買ってきて、30分あれば作れるよ。
簡単で美味しいので、ぜひお試しあれ!
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私が新米猟師になるまでのエッセイ(ブログに書ききれなかったいろんなこと)や、動物別の解体方法、ジビエのレシピ集など、イラストを交えて紹介しています。
わたし、解体はじめました ─狩猟女子の暮らしづくり─
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