大掃除で、家じゅうの敷居に油塗る妖怪になった話。

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この間、我が家の大掃除をしましたー!

屋根まで登って拭き掃除。

 

それから土間や倉庫、トイレ、雨戸など普段なかなか手が出ないところを集中して掃除。一年間、目をつぶってきたあんなところやこんなところを……うわあああああ!

 

古民家大掃除の恐怖。

 

その1。普段拭かない場所を拭くとホコリが毛玉みたいになる。

まいちゃんの名言「もう凸凹のない家に住みたい!!」

 

その2。「ここって曇りガラスじゃなかったの?」

拭くのが怖くなる。

 

 

納屋にたまっていた農機具も、この際片付け。

こーいちさん「まったく手が付けられてなくて愕然とした…」

 

 

収穫した米たちも、納屋へ移動!!

 

 

男手助かるわ〜!ありがとう!

お米はご近所さんから借りたドラム缶につめつめ。

ネズミに食べられませんように。

 

 

オンドルの煙で曇りがちな窓もこの際、ガッシガシ拭いちゃうぞ!!!

 

 

パリーン。

 

 

(呆然とする私)

 

 

窓、割れた…

うわあああああああ

 

 

ぱ…ぱっと見、わからない…?

けど…

 

だめやーーーん。
あーーーーーまた近いうちにガラスはめせないかん。。。

 

気を取り直して二階の窓もふきふき。

いい天気で良かった!

 

 

は〜、しかし広い家は掃除も体力いるなぁ。

 

一通り拭き掃除をしたあと、今年の夏に作った柿渋が使えるかな?と思って見てみたけど、まだみたい。また次回のお掃除のときだな。

 

 

でも。

この日の大発見。

敷居に油を塗ったら、障子がスゥ〜って空くようになってめっちゃ気持ちいい!すべる、すべる〜!

 

 

今まで開けるたびに障子がガッガッて引っかかっていて、もうこういうものなのかなって諦めてたのに…。油塗るだけでこんなに快適になるなんて!

あまりの感動に家じゅうの敷居に油塗る妖怪みたいになってた、私。用もなく障子を開けたり閉めたりしてた。

 

はあ〜、この感動だけでしばらく気持ちよく過ごせそう。

(ちなみに油は適当に古くなった食用油を使いました)

 

そして、お掃除のあとはお疲れ様でした会!

 

 

私たちのお母さん的存在のご近所さんと一緒に、お魚が美味しい旅館へ。
ご近所さんはうっすらお化粧していてとっても綺麗だった♥︎普段化粧っけのない人(失礼)がメイクすると、なんだかぐっと来るよね。
そして次の日も夕方にお酒と大量のご飯を持って我が家に遊びにきてくれて、嬉しくって飲み過ぎて強烈な二日酔いになった…。(次の日寝たきりになった)

 

こう考えてみると、地域の方が家を訪ねてくれることも増えたし、去年と比べてご近所さん付き合いもずいぶん濃厚になってきたなって思う。嬉しいなあ嬉しいなあ。

 

なんだか、自分の家族が遠くに住んでいる分だけ、ご近所さんたちが気にかけてくれることが嬉しい。

まだまだ助けてもらってばかりで、恩返しをしてくのもままならない感じなんだけど…。

 

とりあえず、今年最後の明日は、我が家で収穫した餅米の餅つきと、育てた蕎麦のそば打ち(できるのか…?)をやる予定!

 

年末っぽくなってきました。

それではみなさん、良いお年をー!:)

 

about me!!

About chiharuh

twitter: @chiharuh facebook: http://www.facebook.com/chiharuh   ●畠山千春   新米猟師兼ライター   法政大学人間環境学部卒業。カナダ留学後NGO/NPO支援・映画配給会社に就職、3.11をきっかけに「自分の暮らしを作る」活動をスタート。  2011年から動物の解体を学び鳥を絞めて食べるワークショップを開催。2013年狩猟免許取得。  現在は福岡県にて食べもの、エネルギー、仕事を自分たちで作る「いとしまシェアハウス」を運営。第9回ロハスデザイン大賞2014ヒト部門大賞受賞。TEDxTokyoyz、TEDxKagoshimaにて登壇。   ブログ:ちはるの森 http://chiharuh.jp   著書:『わたし、解体はじめました―狩猟女子の暮らしづくり』(木楽舎) http://urx.mobi/B8LE

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