「もの」が出来るまでのストーリー

はてなブックマーク - 「もの」が出来るまでのストーリー
[`google_buzz` not found]
[`grow` not found]

お隣に住む、ロブが教えてくれた動画。

「もの」が出来るまでのストーリーを追いながら、その過程でどんな事が起きているのか紹介していくアニメーション。

先進国の搾取や環境破壊、政府と企業のつながりなどが分かりやすく説明されてる。
結局、全部ぜーんぶ繋がってるんだよね。。

特に15分あたりからはほんとうに同意。
「もの」を買っても買っても、満たされることなくまた新しい「もの」を買わなきゃいけなくなる謎。

今は田舎に移住してTVも家にないし、広告らしいものはあまり近くにないんだけど
東京に行くと、電車の中でも道を歩いててもどこもかしこも広告広告広告!
何も考えられなくなって、つい必要ないものを買ってしまう。

本来、私たちの生活に必要なものは、そんなに多くないはず。
足りない部分は、知恵や経験、ご近所さんとの助け合いでだいたいはなんとかなる。
(過去に非電化生活もチャレンジした事もある)

でも、街の広告や雑誌、TVから「もっと買おう!あなたにはこれが必要!」と言われて、どんどん「もの」が欲しくなる。そんなに必要ないのに。

それで、使わなくなって、捨てて。
(本当は必要ない物なんだし、そうなっちゃうよね)

必要ない「もの」を作るために森や人が使い捨てにされて、捨てるのにもまたお金を使って、環境を汚染して。
それでも、新しい「もの」が必要になる。

なんかおかしくない?
こんなこと続けてたら、地球が何個あっても足りない。
一体誰が幸せになれるんだろ、これは。

映画「幸せの経済学」の中でもいってるけど、人々の「幸福度」は1950年代にはピークを迎えて、それからじわりじわりと下がり続けている。
その時代に比べてモノは増え、機械化も進んで便利な世の中になったのに。
もう、「もの」だけじゃ幸せになれないんだよね。

辻信一さんの言葉で、すごく納得できた言葉があって。

「本当の豊かさとは、ものをたくさん持つことじゃなくて、1つのものを何通りにも使う方法を知っていること」(たしかこんな感じ)

まさにこのとおりだと思う。
この言葉を実践する暮らしを、つくってきたい。

about me!!

About chiharuh

twitter: @chiharuh facebook: http://www.facebook.com/chiharuh   ●畠山千春   新米猟師兼ライター   法政大学人間環境学部卒業。カナダ留学後NGO/NPO支援・映画配給会社に就職、3.11をきっかけに「自分の暮らしを作る」活動をスタート。  2011年から動物の解体を学び鳥を絞めて食べるワークショップを開催。2013年狩猟免許取得。  現在は福岡県にて食べもの、エネルギー、仕事を自分たちで作る「いとしまシェアハウス」を運営。第9回ロハスデザイン大賞2014ヒト部門大賞受賞。TEDxTokyoyz、TEDxKagoshimaにて登壇。   ブログ:ちはるの森 http://chiharuh.jp   著書:『わたし、解体はじめました―狩猟女子の暮らしづくり』(木楽舎) http://urx.mobi/B8LE

コメントを残す