お茶摘みと、お酒のおともの話。

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メリークリスマス!イブイブ!

世間はクリスマスって浮かれてるようだけど、ここは空気を読まず5月くらいにやったお茶摘みの話しちゃうよ!!!(稲刈りは、また次回で…笑)

 

田んぼを貸してくださってるご近所さんはとっても親切で、シェアハウスの面倒を良く見てくれる。そのご近所さんが管理しているお茶畑があるらしく、そこでシェアメイトみんなでお茶摘みをした!

 

お茶摘みなんてみんな初めてで、ワクワクしながら畑に繰り出す。

 

 

なーつもーちーかづーくーはーちじゅーうーはーちーやー♪
のーにもー(ふーふふんふん)わーかばーがーしーげーるー♪

 

我が家の女子たちが愛用している竹笠、お茶畑と意外とマッチするね。

 

 

お茶にするには、先っちょの柔らかい葉っぱが大切。
日の当たらないところの葉は柔らかくて、折るとポキリととれる。

 

ぽきぽき、ぷちぷち摘んでいくのが地味に楽しい。

 

 

カゴに収まらないほどとれた!

 

 

それから、ついでにすぐ近くに鈴なりになっている梅を取り…(梅酒と梅肉エキスと梅干しになるのだ)

 

 

橙をとり…(ポン酢にするのだ)

 

それから、家に帰ってきて摘んできたお茶の葉を炭火で煎る。
鉄の中華鍋で温めてから手で直接モミモミ。

 

 

これを5回くらい繰り返し。
たっくさんとれたのでひたすら煎っていくんだけど、

この鍋に直に手を突っ込んで揉み込むのがあちーのなんの!!!!!!!!

ご近所さん(逞しい女性)が果敢にもあっつあつの鉄鍋に手を突っ込んでもみもみするんだけど、手の皮の厚みが違うのか…?私がやるとほんの数秒で火傷しそうになる…!

 

次はお茶の葉を取り出して、熱いうちにもみもみ。
(これも、あっついんだわ…!!!)

 

柔らかいうちに茶葉をくるくると丸めていくようなイメージで、揉んでいきます。

この時点でだいぶお茶の甘ーい香りがしてくる。
自分の手の匂いをかいで癒されてた…。

 

 

ごりごり押しつぶしながら丸める。

クチャっと小さくなったら陰干し。
いかに丸められるかが勝負なんだけど、なかなか難しいっす…。

 

 

うん。乾燥するとだいぶお茶っぽい。

さらに最後にまた煎って出来上がりなんだけど、

予想以上に手間がかかる〜。

楽しいっちゃ楽しいけど、一回にちょっとしか出来ないのなんだか切ない(-_-)

 

そして。自分たちで摘んで煎って揉んで乾燥させたお茶の完成!

 

 

味が出るまでちょっと時間がかかるけど、感動するほど甘くて美味しい!!!!

 

 

もったいなすぎて、いざ!ってときにしかあんまり飲めないんだけど…。笑

 

 

そして、この茶葉、乾燥させてお茶にする以外にも素敵な使い道があるのです。
(お茶の葉はすぐ痛んで茶色くなるから、冷蔵庫で保存)
それが…

 

これ!!!

 

 

お茶の葉の若芽の天ぷら。

口に含むと甘くてほろ苦くて、上品なお抹茶みたい!
口当たりも柔らかくて文句なし。

 

これは…酒だ!!!

というわけで、茶摘みの後はしばらく昼から酒の日々が続きましたとさ。

あー、またあの天ぷらが食べたいな〜…。

また来年!

about me!!

About chiharuh

twitter: @chiharuh facebook: http://www.facebook.com/chiharuh   ●畠山千春   新米猟師兼ライター   法政大学人間環境学部卒業。カナダ留学後NGO/NPO支援・映画配給会社に就職、3.11をきっかけに「自分の暮らしを作る」活動をスタート。  2011年から動物の解体を学び鳥を絞めて食べるワークショップを開催。2013年狩猟免許取得。  現在は福岡県にて食べもの、エネルギー、仕事を自分たちで作る「いとしまシェアハウス」を運営。第9回ロハスデザイン大賞2014ヒト部門大賞受賞。TEDxTokyoyz、TEDxKagoshimaにて登壇。   ブログ:ちはるの森 http://chiharuh.jp   著書:『わたし、解体はじめました―狩猟女子の暮らしづくり』(木楽舎) http://urx.mobi/B8LE