夏も近づく八十八夜♪に、お茶摘みとお茶作り。
夏も近づく八十八夜~♪というわけでお茶摘みをしてきました。
歌詞の通り、今日は春から夏に移る節目の日。 ここ数日で日差しもだいぶ夏っぽくなってきたよ。
「今度の日曜日、八十八夜だからお茶摘み行くよ、あけといてね〜」とご近所さんが訪ねてきたのは数日前。 我が家は毎年、ご近所さんのお茶畑でお茶を摘ませてもらっているのです。
八十八夜は立春から88日目にあたり、この日に摘んだ茶は栄養価が高く上等なものとされてきたのだとか。 これを飲むと長生きするともいわれていて、ご近所さんは「脳卒中に効くんだよー」と教えてくれました。
茎も青い柔らかい若葉を摘んでいきます。 プチっと折った若葉からは柔らかなお茶の香り。このプチプチ感、ちょっと癖になりそう。笑
無肥料無農薬のお茶っぱが、こんなにたくさん! うふふふ。
炭火で鉄鍋を温め、お茶の葉を煎っていきます。
あーーー!! いい香り!!!
温まるとお茶の葉がしんなりしてきて、ピタッと手に吸い付くようになります。 そうしたら、温かいうちにゴザにあげて揉んでいきます。
熱して揉む、の繰り返し。
お茶作りも今年で3年目だけど、まだまださぐりさぐり。笑 毎年去年のことを思い出しながらやってます。
いい香り!!! 濃いお茶の香りが庭いっぱいに広がって、ついつい笑顔がこぼれます。 一年の中で今日しか体験できない、最高の贅沢。
一晩干したら完成。
ちなみに八十八夜は、”八十八”という字を組み合わせると「米」という字になることから、昔は種まきなどの目安となる時期でもありました。 我が家でも、田植えの準備のために田んぼに苗床を作り米を蒔きました。
お茶を摘んで、種を蒔く。 田舎暮らしは忙しくてやらなきゃいけないことに追われることも多いけど、「今日しかできないこと」を続けていくことって幸せなことだなって思った。
また来年もお茶摘みできたらいいな。 (まだ、今年の分終わってないけど)
—————————————————————————————————- 私が新米猟師になるまでのエッセイ(ブログに書ききれなかったいろんなこと)や、動物別の解体方法、ジビエのレシピ集など、イラストを交えて紹介しています。 —————————————————————————————————-
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