念願の養蜂はじめたよー!
今日は朝からしとしと雨が降ってる。
この場所に住んでると、季節の変わり目を細かく感じられる。
この間は3日間ここを離れたんだけど、帰って来たら鳴いてる虫の音が変わってた。
ここ糸島の暮らしは本当に美しい。
今年のお花見とか、一週間東京に行っている間に一番美しい時期を逃してしまった感ある。
というわけで、どこかに出かけると、大事なシーンを見逃しているような気がしてすぐ帰りたくなってしまう。
さて。 そんな我が家にはニホンミツバチが住んでいました。
二階の壁の隙間に入り込んで、晴れた日は楽しそうにブンブン飛び回るミツバチたちを良く見かけてた。
巣がどれくらいの大きさなのかは外からは見えないんだけど、せっかく一緒に住んでるんだから蜜のお裾分けしてくれないかなーってずっと思ってた。
それで4月、分蜂の季節。
分蜂が始まる前に巣箱作らなきゃー、と思っていた矢先、我が家のニホンミツバチたちに異変が。
なんやなんや、と思って外に出てみたら空を埋め尽くすように蜂たちが飛び回っていました。
もしかして、これが分蜂…? というか、巣箱まだつくってねええーーー! 空を飛び回るミツバチたち、大きい渦を描くようにひとしきり飛び回ると、
これを蜂球と言います。 古い巣から飛び立ったミツバチたちは、こうして一度、巣から離れた場所に固まります。
分蜂のあいだは、ミツバチたちがおとなしいということで、 じわ、じわ…
指を入れてみると、じんわり暖かい。
刺さない。 ついでに記念写真。ぱしゃり。
この蜂球を巣箱に入れると巣箱に蜂が入る。
分蜂から数日間かけて新しい場所を探す、と書いてあったから、タイムリミットはあと数日。 ▼『我が家にミツバチがやって来た―ゼロから始めるニホンミツバチ養蜂家への道』 先生の本には巣箱の作り方が寸法付きで載ってるので、これを参考にして作りました。
いやー、でも、わたし。
こりゃあかんわーってことで浩一さんがほとんど作ってくれました。
ありがとう。頼りになる。 巣箱は3段の重箱式。
ミツバチたちの入り口となる一番下の出入り口の大きさは、約6ミリ。 というわけで、完成!
湿気が苦手なので、コンテナを下に置いて通気性を良くします。 さて、この中にミツバチたちを入れるわけですが… これがてこずった。
最初はミツバチたちを傷つけないように新聞紙で捕獲しようと思っていたのですが
女王蜂がつかまえられないと、働き蜂をいくら沢山巣箱に入れたところで、また蜂球に戻ってしまうのです。
こんだけ沢山いる蜂の中で、ぶっちゃけどれが女王蜂かなんて分かりません。(めっちゃ似てるし…)
ミツバチたちを入れては、また蜂球に戻り…
こんなことを繰り返していました。
そして何回も繰り返すと、そろそろこの温厚な蜂さんたちも
ちなみにミツバチの毒は毒が水溶性なので、
仕方ないので、日を改めて木の板で再挑戦。
ミツバチたちをつぶさないよう、気をつけて行います。 決定的瞬間(逃してるけど)をムービーにしてみました。
梅の木から切り離された蜂球がドサドサドサーっと巣箱に入ります。
すると。
そっとフタをして、巣箱を木の下においておきました。 全部巣箱に入っていましたーーーー!!!!!!!
や、やったーーーーー!!!!!!!!!
巣箱への捕獲が成功して一ヶ月。 巣の成長を見るには、一番したのドアの部分を開き、中にiPhoneやら鏡を入れて中を確認します。
こんな風に。
動画をとろうとiPhoneを射し込んだら、ザザーーーーン!ザザーーーーン!とさざ波のような音がします。
大迫力!
今は、巣箱の二段目くらいの大きさ。 晴れた日は、腰に花粉をたっくさんこさえて帰ってきます。
ミツバチは人を覚えるし、刺さないし可愛い。 巣が育っていくのが楽しみ。
養蜂を始めるようになってからミツバチたちのことを調べ始めたのだけど、
ニホンミツバチは、一度針で刺すと死んじゃう、とは聞いていたんだけど なんでわざわざ刺すんだろう? 答えは、ミツバチの習性にありました。
ミツバチは社会的昆虫と言われていて、 えええーーーー!!!まじか。
でも、働き蜂は子孫を残せない。 ふーん。
巣のために自己を犠牲にしている、というよりは
同じ場所で、同じ空気を吸って、生きている動物たち。
不思議。
猟期も終わったことだし、これからしばらくは蜂に夢中になりそうです。
蜂かわいい♡
—————————————————————————————————- 私が新米猟師になるまでのエッセイ(ブログに書ききれなかったいろんなこと)や、動物別の解体方法、ジビエのレシピ集など、イラストを交えて紹介しています。 私のおすすめは、狩猟体験が出来るツアーや団体の紹介や牛&豚の屠畜見学ができる食肉センターの紹介ページ。命のことはその現場でしか分からないことがいっぱいある。だからこそ、本を読んでくれた人にはぜひその現場に行ってほしいなと思っています。 ひとつの命が食べものになって、私たちの食卓に並ぶってどういうことなのか。 —————————————————————————————————-
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採蜜、楽しみですね
プーさんみたいに手ですくって食べてみたいです
ちはるさんはじめまして。
みなみといいます。
TwitterでRTされていたリンクから来ました。
こちらのブログ、以前炎上していたときに
一度訪問させてもらっていました。
ちはるさんの考え方、とても共感できます。
わたしは、文章であまりうまく伝えられないけど、
ちはるさんの記事で気づかせてもらえたこと、
ちゃんと考えていきたいです。
わたしも狩猟免許をとろうとおもっているので、
ちはるさんの過去記事をいろいろ読んで、
勉強したいです。
そして養蜂>_<!!あこがれます。
わたしもいつかはやってみたいです。
巣が大きくなっていく様子がみられるなんて、
うらやましいです(*´◒`*)
これからの記事も楽しみにしています。
みなみ